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【エイジング試験とは?】目的と社内の設備をご紹介!2018.06.08

ブログ担当X(元ブログ担当M)です!
さて、今回は社内設備にもある『エイジング試験』についてご紹介いたします。

完成品は基本的に動作チェックを行いますが、それは実際に市場で使われる負荷と同じレベルにはなりません。
例えば掃除機やエアコンの場合、社内で1時間ほど動作チェックをして合格したとしても、お客様の元では丸1日稼働し続けることもあります。

 

 

弊社では『エイジング設備』を用いて通常より”大きな負荷”をかけ、製品の動作チェックを行います。
その製品を使用する際に想定される環境の中でも「特に厳しい条件」を設定し、その中でも正常に動作するかをテストします。

 

 

  

  

  

■エイジング前は『図面通り作られた』状態にすぎない

動作チェックをしていない製品は図面の指示通り作られているだけにすぎません。
お客様が求めるものは『きちんと動く製品』なので、それを保証できるエイジングは極めて重要です。
特に、「工場内の検査では問題なかったが、使用しているうちに動かなくなった」といういわゆる初期不良をエイジング中に発見することで、品質を大きく向上させることができます。

  

 

■負荷チェック以外にも必要な『ならし運転』

電化製品であれば、それらは新品状態で使い続けられる訳ではありません。
負荷をかけすぎると製品の寿命が短くなるのではないか?と心配される方もおられますが、むしろこのテストをクリアした上で出荷された製品こそ、厳しいテストに合格した安心・信頼が保証された製品であるといえます。

 

電化製品の場合、ほとんどは『ある程度使いこまれた段階』で最も安定するよう設計されています。
その為、製品を修理に出す等して新しい部品と交換した場合、エイジングされていない部品の場合は期待通りの性能を出せない事があります。
(これはエイジングが十分されていない場合が多く、一定期間使い続けていると、元の状態の戻ることが多いです)

それではエイジングの種類をご紹介しましょう!
すべてを紹介すると細かくなってしまいますので、今回は基板製造業に絞ってご紹介させて頂きます!

   

 

■【その1】高温(低温)下での使用(環境)

どの世界でも使用されることを想定した場合、高温での動作チェックと低温での動作チェックが必要不可欠です。
通常起こりえる環境よりきびしい高温下で製品を動かし、動作チェックをします。

  

 

■【その2】高電圧環境での使用(状態)

想定された電圧を越えた電圧下で動作チェックをします。
部品が想定された耐久力を持つかどうか以外にも、製品に安全装置が設定されている場合、それが正しく動作するかのチェックも行われます。

  

  

■【その3】長時間稼働での使用(時間)

想定されている時間以上の稼働をもって、不具合が発生しないかのチェックをします。
電源をつけっぱなしで外出してしまった場合など、その際予期せぬ不具合が発生しないかの安全チェックも行えます。

  

  

  

 

■安曇川電子工業の「エイジング条件」

社内のエイジング設備は現在以下の条件で行っております。
お客様のご要望に応じエイジングの条件も変更できますので、お気軽にご相談下さい。

 

■電圧(10.8Vから26.4Vまで)
■温度(50℃または常温設定)
■時間(3日間連続)

 

  

エイジングは通常の機能チェックでは発見しにくい”初期不良”を未然に防ぐ工程です。
末永く使用される良品を作るため、是非一度ご利用を検討下されば幸いです。

  

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