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プリント基板実装における画像検査と目視検査について2015.03.20

■画像検査と目視検査の変遷■

近年、電気機器は日に日に小型化・精密化され、
いまや片手で持てる「スマートフォン」が旧世代のPCの性能を大きく上回っています。

それに伴いプリント基板も高密度化しており、人の目で行う目視検査だけでは
検知しきれないケースも増えてきました。
そこで登場するのが、人の目に変わって品質をチェックする画像検査です。

 

■安曇川電子工業の画像検査装置について■

画像検査におけるメリットは主に以下の通りです。

・人による判断のバラツキや間違い防止
・検査コストの削減
・検査員の負担軽減

現在、安曇川電子工業では【パターンマッチング方式(7台)】【カラーハイライト方式(2台)】が起動しています。
それでは早速その違いをご紹介しましょう!

 

1.パターンマッチング方式

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画像や音などの空間的、あるいは時間的な情報(パターン情報)を基にして
プリント基板製品の良否を判別する検査装置です。
人間の視覚や聴覚などを利用する官能検査に近い形で検査が行われます。
特徴としては

  • 人間の判断に近い。
  • 検査精度が高く、検査速度も速い。
  • 検査対象の種類が替わっても対応が容易で、更に短時間で対応できる。

等があげられます。

 

 

 

2.カラーハイライト方式

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3次元形状のはんだ面をカメラで撮影し、色相情報を2次元画像として検出。
その画像から、はんだ付けの状態を判断する方式です。

ドーム型に配置されたの照明を基板の上からはんだ面に当て、
各色の反射を真上にあるカメラで読み取ります。

どの色がカメラの方向へ向かって反射するかがはんだ面の角度によって変わるため、
どのような状態で基板に接合されているかが「色の変化」として検出されます。

つまり、この色合いから正しく電子部品がはんだ付けされたかを検査することができます。
安曇川電子工業では画像検査装置のインライン化も進み、
高品質、低コスト、短納期、高精度が実現できるようになりました。

 

 

■時代の流れに沿った最適なサービス■

画像検査による機械検知は安定性が高く、長年の経験やノウハウを必要としないため非常に優れた検査方法です。
ですが安直に目視検査をやめて全てを画像検査装置に置き換えるというわけにはいきません。
画像検査装置では検知できない不具合もあるためです。

例えばプリント基板に付着した余分な部品や基板傷、あいまいな判断等は人に頼るほかありません。
画像検査は【イレギュラーな不良】【様々な要因によってOKにもNGにもなる複雑な不具合】には
柔軟に対応できませんので、人と機械の長所をうまく使い分けることがより良い製品を作る第一歩となります。
機械だけに頼らず、かといって人の力にも頼り過ぎずに、
弊社は常に「どうすれば良品が出来るか」「どうすればお客様にもっと喜んで頂けるか」を意識し成長し続けます。

興味を持たれた方は小ロット・試作・量産に関わらずお気軽にお見積・お問い合わせください。
「こんな事もお願いできるかな・・・?」といったお客様のお悩みに対し、様々なご提案・ご相談も承ります。

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