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【SMT課リニューアル!その③】最新型・表面実装マウンターをリサーチ!2020.09.29

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おはようございます!ブログ担当の岸田です。

またまた、SMTレイアウト変更について!

第三弾です!皆さん覚えてますか??私は忘れそうです!(コラ

SMTシリーズその①では、当日の流れ
SMTシリーズその②では、その裏側の紹介

・・・を紹介してきました!まだの方はそちらも合わせて読んでくださいね。

【SMT課リニューアル!その①】マウンター導入の一部始終をレポート!

【SMT課リニューアル!その②】レイアウト変更をインタビュー!

 

今回のSMTシリーズその③では

【SMT課リニューアル!その③】最新型・表面実装マウンターをリサーチ!というテーマで

実際入ってきた設備は、どんなの?という疑問を解消する内容にしたいと思います!

 

 

●【最新型でオプションもりもり

 

さて、最初にご紹介するのは、今回のメイン設備マウンターとカセットフィーダーです!!

こちらですね。

YAMAHA Z:LEX(ジーレックス)YSM20R 高効率モジュラー

 

 

 

 

基本的な設備情報は、私がご紹介するよりも

YAMAHAさんの公式HPの方が絶対いいのでリンク貼っときますね(笑)

 

そして、実はこの設備、デモ機でして、

デモ機と聞いてわかる方はわかる(らしい)んですが

その関係で、様々なオプションがもりもり付いてるラッキー設備なんです。

順番に紹介しますね。

まず一つ目は、ノンストップフィーダーという

カセットフィーダーを一括交換できるシステムのことです。

カセットフィーダーにセットされたリール部品を使い切った場合でも、

マウンターを止めずに、生産(実装)を続けることができるので生産性がUPするという機能です。

特に量産などに向いており、大ロットの生産性向上に役立ちます。

また、この部品交換では、およそ3分程度の時間がかかるので、この工数の削減にもなります。

 

もう一つは、プッシュアップピンの自動交換機能です。

基板を実装ラインに流す際、基板が浮いたりずれたりしないように

プッシュアップピンを挿して固定する場合があります。

この時、通常人の手で挿すところを、自動で挿して固定してくれるという機能です。

 

 

同じ設備でもいろいろあるんですねぇ。私も今回初めて知りました。

私も車買う時にオプションが~とかお店の人に言われて、

ナビとかタイヤとか良いものを付けたような記憶があります。

それと同じ感じでしょうかね?

 

●【印刷あとの検査機でつくりこみ品質UP

続いて、ご紹介するのはこちら。

CKD はんだ印刷検査機 VP-6000L

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VP6000L-VC – 産業機械 – CKD(シーケーディ)株式会社 企業サイト

上記のマウンター同様、こちらも私が紹介するより、公式HPをご覧ください。(戻ってきてね)

前回のブログでは名前だけの登場で、写真を掲載してませんでしたので

併せてご紹介しますね。

 

 

これは弊社に到着したときの様子。トラックでかっ。

4tトラックの大きさに負けてしまってますが、これも大きな設備の一つですからね(笑)

マウンターは主役設備なのでよくご紹介したりしていますが、

マウンターの前後にも、複数の設備を連結させています。

マウンター工程については今回紹介を省きますが、

(気になる方は以下のブログをご参照ください。)

【基板実装・表面実装とは?】工程を分かりやすく紹介!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上図の中の一番最初の「チップ実装」工程前に、塗布されたクリームはんだ(又はボンド塗布)が完了しているか検査する設備なんですね。

なので、ライン位置としては、チップ実装する前の黄色の↑の箇所ですかね。

 

 

そもそもこの検査機は実装ラインに絶対必要!という設備ではありません。

この設備がなくても、生産はできるのですが、

チップの実装前に検査を一回挟んでおくことによって

より早く不良を発見し、後工程の不良率を軽減することができます。

 

一度、チップ実装をしてから不良が発見されてしまうと、

あとで手修正などをすることになり、部品にも基板にも余計なダメージを与えてしまいます。

ですから、実装する前に、出来る限りクリームはんだ印刷(又はボンド塗布)の精度を安定させておこう!という作戦です。

また、BGA等のリードレス部品のはんだ状態について品質保証にもなります。

 

以下のブログで印刷検査機のことが詳しく書かれているので興味がある方はGO!

【表面実装BGA部品とは?】品質を保持するためには?わかりやすく解説!

 

ですから、安曇川電子工業(株)でも、この設備を積極的に導入したいと考えており

(まだ、すべてのラインには導入されていないので)

今回たまたま、特価商品(!)を紹介いただいた為、購入したという経緯です。ラッキー!

今後もこの設備を導入したラインを増やしたい!と計画中です。

 

やはり、マウンター以外の周辺設備もそれぞれ重要な役割を果たしてくれているんですね。

 

●【まとめ】

さて、いかがでしたでしょうか?

本日は【SMT課リニューアル!その③】として

「最新型・表面実装マウンターをリサーチ!」というテーマでご紹介しました。

表面実装ラインにもいろいろあるんですね。勉強になりました!

このように安曇川電子工業(株)では、

設備選定についても常にお客様にお喜びいただけることを判断基準とし

より最適なもの、より効果のあるものを求めています。

そんな探求心ある、安曇川電子工業(株)へご興味を持たれた方は、

是非一度お声掛けください。

お客様にお会いできることを楽しみにしております。

 

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カテゴリ

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