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こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。
基板実装やユニット組立の委託先を選定する際、設備一覧やISO認証といった「数値化できる指標」だけでは測れないものがあります。それは、トラブルを未然に防ぎ、効率を最大化させるための「現場の思考プロセスの深さ」です。
本記事では、7月後半にソーシャルメディアで発信した改善活動や品質教育、マネジメントの視点をダイジェスト形式でまとめました。単なる作業の記録ではなく、私たちが何を考え、どのように品質の維持・向上へ取り組んでいるのか、その舞台裏をご紹介します。

目次
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月16日
部品共通化は、製造や組立の効率化を設計段階から考慮する「DFMA ※ 」と呼ばれる設計手法のアプローチです。JRグループ旅客6社らは、在来線車両の部品1000点以上の共通化に向けた検討を進めています。対象には、モーターや電源、架線から電気を得るパンタグラフ等が含まれます。
※ Design for Manufacture and Assembly
製造・組立 容易性設計。製品開発の初期設計段階から、部品の「作りやすさ(製造性)」と、部品を組み合わせる「組み立てやすさ(組立性)」をあらかじめ考慮して設計を行う手法のこと。

部品の共通化は、鉄道車両における仕様の標準化につながります。標準化により、従来は各社で個別に最適化されていた設計プロセスを簡素化できます。その結果、車両の開発から製造に至る一連の工程において、設計にかかる手間や製造時間、開発コストといった各種の資源的無駄を削減することが可能です。

共通化のメリットは、(1)部品製造会社が安定受注を確保できるため、部品供給網の維持と価格安定が実現できる、(2)鉄道会社は車両調達コストを削減でき、コスト抑制により、採算性が低下し利用者減少が進む湖西線のような地方路線においても、運行本数の維持に寄与すること等が挙げられます。

さらに、災害時の事業継続や安全性の向上という観点からも大きな効果が期待されます。万が一の被災時には、共通化された部品を異なる鉄道会社間で迅速に融通し合うことも可能に。また、保守管理の技術やノウハウを共有することで、日々の運行の安定化や迅速な復旧体制が構築できる見込みです。


基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月21日
サイバー攻撃の脅威は大手企業にとどまらず、中小B2B企業も例外ではありません。すべての企業にセキュリティ対策が不可欠です。


なぜなら、セキュリティの強固な大企業を直接狙うのではなく、対策の隙が生じやすい中小取引先を経由して侵入する「サプライチェーン攻撃」が急増しているためです。

中小企業は資金や人員の制約から、対策の優先度が低くなりやすい実情があります。攻撃者はこの脆弱性を見逃さず、メールアカウントの乗っ取りやドメイン偽装を仕掛けます。その上で実在する取引先になりすまし、標的である大企業に対して悪意あるファイルやURLを添付したメールを送信するのです。
メールを受けた担当者は、普段からやり取りのある取引先からの連絡だと信用して添付ファイルを開いてしまいます。その結果、悪意あるプログラムが実行され、大企業の内部システムへ侵入を許すことになります。このように、自社が知らぬ間に攻撃の「踏み台」として利用されるのがこの攻撃の特徴です。
このため、攻撃対象は大手企業やECサイトだけにとどまりません。顧客(発注元)が侵入リスクを防ぐ目的から、新規取引時におけるセキュリティ体制の審査が標準化されつつあります。

自社の情報保護はもちろん、顧客からの信頼維持やビジネス機会の継続・拡大のためにも適切な対策が不可欠です。


ぜひ以下の記事もご覧ください。関連するトピックや補足情報、より包括的な知識を掲載しております。
・情報の組み合わせがもたらす信頼と、巧妙化するなりすましメールへの警戒
情報の組み合わせが悪用される、巧妙ななりすましメールの対策を解説。実在の取引先名や案件名を模倣した標的型攻撃に対し、製造業や設計受託の現場で実践すべき情報管理の習慣を整理しました。組織の信頼を保護するための専門的な視点を共有します。
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月22日
労働市場が流動化する中、年齢を問わず優秀な人材を確保することは重要な経営課題です。当社では他社を定年退職された方を2024年から技術顧問として招聘(しょうへい)しました。顧問と技術者が議論を重ねる姿には勢いがあり、課題に直面しても互いの知識欲を高め合いながら前進する好循環が生まれています。

具体的には、できない理由を探すのではなく、未解明の要素を特定して着実に解決へ進める行動が定着しています。議論を交わしながら半歩ずつ試行錯誤を重ねる姿勢は、周囲の刺激にもなっています。今後も既存機種の改善や新規生産ラインの立ち上げにおいて、専門的な助言を仰ぎ開発力を強化します。
両者の議論を観察すると、豊富な専門知識があるからこそ「何が分かっていて、何が未解明か」の境界を正確に識別できていると分かります。一見矛盾するように見えますが、高い知識と経験を持つ者ほど自身の「未知」の領域を明確に自覚でき、真摯に向き合う思考の深さを備えています。

勘や経験だけに頼るのではなく、現状把握と仮説検証を通じて再現性のあるプロセスを構築する。このエンジニア特有の行動規範や心構えは、まさに自らの「わからないこと」を自覚し、粘り強く解き明かす過程で育まれます。未知への探求こそが、確かな技術力を支える源泉です。
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月23日
「経営的視点を持っている人には、どのような特徴があるか」。朝礼のお題として、上記のテーマを取り上げました。
私が考える経営的視点を持っている(視座を上げて働いている)人の特徴は、自ら考え抜いた決意を「行動」で示し、周囲に影響を「連鎖」させる起点(始まり)になれることです。

多くの企業において、「経営的視点を持って仕事をしよう」という声掛けに対し、従業員側がどこか冷めた「違和感」を抱くことは少なくありません。
この違和感を探ると、経営層が「従業員の自発的な成果を引き出すための都合の良い言葉」として利用しているのでは、という警戒心に起因していることがあります。

一方で、経営的視点を持って仕事をする理由は、単に組織の目標達成のためだけではなく、他ならぬ「自分自身の市場価値を高め、仕事を面白くするため」でもあります。そしてなにより、お客様の期待に応えられる割合も増えます。

だからこそ、個人と会社の利害が重なり合う部分では、自律的に視座を上げて働くことも大切です。

・行動で示す「経営的視点」とは? 朝礼の問いから考える、信頼を紡ぐリーダーシップ
経営的視点の本質は、知識ではなく「行動」にあります。本稿では、アドガワエレクトロニクスの朝礼の問いを通し、自ら行動を起こすリーダーの特徴を明かします。あわせて、現場での実践例も解説します。
更新中 ……
最後までお読みいただきありがとうございます。
私たちが教育研修や環境改善の発信を続けるのは、それらがすべて「お客様へお届けする製品の安定性」に直結すると考えているからです。一見、製造とは直接関係のないように見える日々の対話や5S活動のひとつひとつが不具合を防ぎ、納期を守り、そして付加価値の高い提案を生む土壌となります。
「モノづくりから、ものがたりへ」。お客様の大切な設計思想を形にするパートナーとして、私たちはこれからも現場の「人」と「技術」を磨き続けてまいります。実装に関するお悩みや、具体的な改善事例をお探しの方は、ぜひお気軽に「技術ハンドブック」のダウンロード、またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
・試作から量産への移行でトラブルが多い
・委託先(基板実装会社)との意思疎通に時間がかかる
その結果、製造コストが膨らむ
アドガワエレクトロニクスがまとめた「技術ハンドブック」には、基板設計・実装におけるコストダウン事例や品質向上のノウハウを多数掲載。量産を前提とした試作の進め方や、VE提案による改善事例もご紹介しています。
・量産時の失敗コストを削減
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・基板実装 委託先選定の判断材料 といった実践的な事例を掲載しています。
技術ハンドブックを、製品開発の加速とコスト競争力強化に、ぜひお役立てください。ダウンロードは、⇒ 特設サイトから
関西・近畿を拠点に、プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装〔SMT〕、挿入実装〔THT〕)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立までを一貫提案するアドガワエレクトロニクスです。
このブログでは、「モノづくりから、ものがたりへ」をコンセプトに、製造工程における「技術」と「人」にフォーカスします。品質教育やベテランから若手への技術承継、そして私たちの日常と社内文化をお届けします。
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日々の取り組みを取材し、発信していて強く感じるのは、「顧客満足(CS)」を語る前に、「従業員満足(ES)」が不可欠であるということです。

従業員が自分の仕事に誇りとやりがいを持って働いてはじめて、高品質な製品・サービスが生まれ、結果として顧客満足につながると確信しています。

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