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アドガワエレクトロニクス|11月前半SNS活動|教育・品質・労働環境改善への取り組み2025.11.12

こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。

 
私たちは、教育研修や製品づくりのこだわり、働きやすい職場づくり、そして企業理念の浸透など、日々の取り組みをSNS(X/旧Twitter)で発信しています。本記事では、2025年11月前半に投稿した内容をダイジェストでご紹介します。企業活動や製造現場の改善事例をまとめてチェックしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 
 

目次

11月1日(土)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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11月1日

きょう雑物測定図表(ドットゲージ)とは

きょう雑物測定図表(ドットゲージ)は、目視による外観検査ツールです。被検査物(プリント基板)のゴミやキズなどの欠点と、きょう雑物測定図表のなかの図形を比較します。

 

 
フィルムを重ねて、似通った図形からゴミやキズの大きさ(面積/寸法)を見極めることで、被検査物の良/不良を判定します。

 

 

 

目視検査には“明るさ”も大切。目視検査における基準照度は700 Lux以上

一般的な目視検査における室内照度は、700 Lux(ルクス)以上と言われています。ルクスは明るさを表す指標で、照らされた場所(作業面)に、どれだけ光が当たっているかを表す「照度」の単位です。

 

 
場所ごと、作業内容ごとに、照度基準としてJIS規格が制定されています。たとえば、工場や倉庫の製造ラインなら500 Lux(作業面)。スーパーマーケットの生鮮食品売り場なら1000 Lux (作業面)。

 

 

 
書店は、一般的な目視検査と同じ700 Lux(作業面)程度の室内照度です。ちなみにマンションの共用廊下は20 Lux(床面)です。

 

Lm(ルーメン)との違い|光束と照度の関係

明るさを表す指標には、Lux(ルクス)のほかに、Lm(ルーメン)があります。ルーメンは、照明器具(光源)から放出されるすべての光「光束」の量を表す単位です。

 
LED電球のパッケージ(外箱)を確認すると、E26口金やE17口金といった「口金」サイズとともにルーメンの値が記載されています。ルーメンは、数値が高いほど光の量が多くなるため、明るくなります。

 
 
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11月1日

小春日和に感じる季節の移ろい|兼六園の雪吊りと比良山系の紅葉

退勤時刻には風が冷たく感じられるこの時期に、今日はまるで春を思わせるような暖かで穏やかな陽気です。これが、陰暦10月の異称にちなんで呼ばれる小春日和です。

 
雪国ではこの時期の陽気に、冬の季節風や雪害から家や樹木を守るための雪囲いをします。金沢の特別名勝「兼六園」の樹木には1日から12月中旬まで、雪吊り(リンゴ吊り、幹吊りほか)が施されます。わら縄、約4,000kg(4t)を使って、延べ作業人数、約500人(庭師7名、造園業者6名)が実施する雪吊りは、北陸の風物詩です。

 
高島市でも、比良山系の表情で季節の移り変わりを感じます。秋は山粧う(よそおう)と言われるように、木々が紅を差し始めました。

 

 
 

11月4日(火)~7日(金)

 
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11月4日

ビジネスやモノづくりに活かす「細部へのこだわり」

細部まで気を配ることで全体の完成度が高まることを、「神は細部に宿(やど)る」と表現します。理論物理学者のアインシュタインもこの言葉を引用していたようで、今日の仕事でも芸術作品や建築、ビジネス、様々な場面で使われます。

 

 
お客さまを惹きつける提案、他社との差別化は、表面的な改善ではなく、お客さまの視点に立って細部まで考え抜いた結果生まれます。当社のようなモノづくりの現場に置き換えると、提案や差別化は、製品や道具、資材など、モノに関する整理、整頓、清掃などの5Sを意識、徹底した先にこそ生まれます。

 

細部には「神」と「悪魔」が宿る

細部には「神」が宿る一方で、「悪魔」も宿ります。細部へのこだわりに度が過ぎると、目的を達成するまでに時間やコストがかかり過ぎたり、プロジェクトチームが破綻したりすることもあります。細部には、神も悪魔も宿ります。

 
 
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11月5日

生産性向上の第一歩は情報連携の徹底

情報共有が無駄をなくし、作業効率を向上させる

社内の情報連携・展開は、無駄をなくすとともに作業効率を上げ、品質向上が期待できます。視点を変えると、社内の情報連携・展開ができていないと、作業効率、品質を下げます。

 
当社では現場でも、営業と現場でも、事務所でも、情報連携・展開を甘く考えている場面が見受けられます。

 

 

 

 

 

情報連携不足がもたらすリスク

情報連携・展開不足が作業効率を落とす事例は過去にあったでしょうし、今後もあるでしょう。なぜなら、伝えるのを「忘れていた」でなおざりに済ませる社内風土があり、それを黙認しているからです。社内では「忘れていた」で済んでも、お客さま相手に「忘れていた」では話になりません。

 

 

 

 

トヨタの「7つのムダ」に学ぶ情報の取り方と伝え方

社内に情報を連携・展開することは、情報を持つものの責任です。「情報は自らが取りに行く」とは、トヨタ自動車の事技系職場における7つのムダにもありますが、これは上司が主語です。

 
生産性や作業効率を、算出式を用いて現場に説くことよりもまず、社内に情報を連携・展開することを徹底したいです。

 

 

 

 

 
 
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11月5日

本日もお疲れ様でした。冬の季節風が吹き始め、日脚がぐんと短くなりました。社内でもストーブを準備する部署が増え、冬支度が本格化しています。

 

 
 
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11月6日

昭和の熱気が蘇る!アドガワエレクトロニクスが手がけた「ディップ・タンタル・コンデンサ」製造工程の記録(1973年)

ただいま、アドガワエレクトロニクスの歴史資料を整理しています。1973年(昭和48)に始まったコンデンサ関係の電子部品製造。その頃の「ディップ・タンタル・コンデンサ」製造工程を紹介する額縁が、当時の熱気を伝えます。

 

 

 

 

 
 
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11月6日

知らないと損する仕組みを乗り越える! 企業会計(売上・費用)の知識が仕事と家計に役立つ理由

社内で毎日耳にする「売上高」「変動費」「固定費」。これって、私たちが日々の生活で使うお金(家計)とは、ちょっと別物に感じませんか?

 

 
会社の「お金(企業会計)」がただの「数字」に見えるのは、それが活動の結果を客観的に記録し、利害関係者に報告するためのものだからです。企業会計はあくまで、過去と現状を映す鏡です。でも、その鏡の読み方、使い方を学ぶことは、会社のお金にも、自分のお金にも役立ちます。

 
世の中は、知らない人が損しやすい仕組み。お金のことも例外ではありません。

 

 
従業員が先日、ファイナンシャル・プランニング技能検定に合格しました。おめでとうございます。

 
お金よりも大切なものはたくさんあります。でも、その大切なものが、お金というレンズを通すと(お金があると)、もっと鮮明に、詳細に見えてくるのもまた事実です。

 
 
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11月7日

組織活性化の成功事例:アドガワエレクトロニクスが実践する「現場主導のボトムアップ活動」と「心理的安全性」の秘訣

 

【組織の課題を解決!】

多くの企業が直面する「組織の壁」や「従業員の当事者意識の希薄化」。貴社では、現場の潜在能力を最大限に引き出し、持続的に成長できる仕組みをお探しではないでしょうか?

 
当社アドガワエレクトロニクスは、この課題を克服するため、従業員が能動的に参画する「現場主導のボトムアップ活動」を推進しています。この活動は、単なる業務改善に留まらず、組織全体の人材育成と組織力強化を目的としています。

 

 

部門間の「共創」を生む、劇的な従業員の成長

活動開始から半年が経過し、先日開催された中間発表会では、目覚ましい成果が見られました。

「心理的安全性」の確保
自由に意見を述べ、挑戦できる風土が定着。

「言語化」の徹底
考えや課題を明確に伝える力が劇的に向上。

 

 
これらの土壌のもと、従業員の当事者意識が格段に高まり、部門間のスムーズな連携、すなわち「共創」の文化が明確に根付いていることが示されました。

 

【詳細レポート】組織を強くする人材育成の具体的な方法

下記の記事では、この中間発表会の詳細なレポートを通じて、
・組織を強くする具体的な人材育成の秘訣
・従業員が「同じ方向を見つめる」チームワークを育む方法 をご紹介します。

 
貴社の組織活性化やボトムアップによるイノベーション創出の具体的なヒントとして、ぜひご覧ください。

現場主導のボトムアップ活動が加速!中間発表で見えた、組織力を飛躍させる人材育成の秘訣

 
 

11月10日(月)~14日(金)

 
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11月12日

電子機器の信頼性を高める:基板スペーサーとネジによる「緩み・落下」防止対策

電子機器の「製品の信頼性」は、最後の「ネジ」で決まることをご存知ですか?

 
アドガワエレクトロニクスでプリント基板への部品実装を済ませた後、同工場で組み立て作業をする様子。

 
アドガワエレクトロニクスのユニット組立作業。部材を専用ケースで管理し、順番と個数を仕組み化して高品質な構造体を組み立てている様子。

 
製品稼働中の振動でネジが緩み、基板上に落下して短絡(ショート)するという最悪の事態を防ぐには、組み立て時はもちろん、設計段階での対策が必須です。

 

基板の信頼性を高める4つの対策

(1)スペーサーによる熱・干渉(ノイズ)対策
(2)最適なネジ選定の重要性
(3)落下・緩み防止対策(ねじロック剤/セムスネジ)
(4)トータルコスト削減のヒント

 

 

 
基板の誤動作や故障を防ぐための最重要ポイントは「基板スペーサーとネジ」にあり! 緩み・落下を防ぐプロの対策(ねじロック剤、セムスネジなど)を弊社の最新ブログで徹底解説します。

 
【緩み・落下対策まで解説】基板スペーサー・ネジで信頼性を高める電子機器組立・基板実装サービス

 
 
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11月12日

「板チョコ」を「製品」へ!電子基板の品質を分ける最終工程「分割」の極意

プリント配線板(PWB)に電子部品が実装され、いよいよ電子回路として動き出すプリント回路板(PCB)。しかし、製品として出荷される前に避けて通れない重要な工程があります。それが、基板「分割」です。

 

 

 

 

 
生産効率を高めるために小さな基板は通常、1枚の大きなシートに複数並べられた状態(面付け)で部品を実装します。それはまるで板チョコレートのようです。実装完了後、これらの基板を1枚ずつ丁寧に切り離すのが、「分割」工程です。

 

 

 

 

 
この記事では、品質を最優先されるお客さまに強く求められる基板分割機(ルーターカッター)と、その性能を最大限に引き出す専用治具(じぐ)の役割、重要性を解説します。

【基板分割の品質向上】ルーターカッターの優位性と治具内製化3つのメリット | アドガワエレクトロニクス株式会社

 
 
 
更新中 ……

 
 

11月17日(月)~21日(金)

11月25日(火)~28日(金)

 
 
 

製品開発のスピードと品質を両立するための必携資料! アドガワエレクトロニクス「技術ハンドブック」ダウンロード

 

製品企画・設計に集中したいのに、こんな課題をお持ちではありませんか?

・試作から量産への移行でトラブルが多い
・委託先(基板実装会社)との意思疎通に時間がかかる

その結果、製造コストが膨らむ

 
アドガワエレクトロニクスがまとめた「技術ハンドブック」には、基板設計・実装におけるコストダウン事例や品質向上のノウハウを多数掲載。量産を前提とした試作の進め方や、VE提案による改善事例もご紹介しています。

 

技術ハンドブックには、

・量産時の失敗コスト削減
製品価値を高める改善提案のヒントを獲得
・基板実装 委託先選定の判断材料 といった実践的な事例を掲載しています。

 
技術ハンドブックを、製品開発の加速とコスト競争力強化に、ぜひお役立てください。ダウンロードは、⇒ 特設サイトから

 

 
 
 

プリント基板の表面実装・挿入実装、電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス|関西・近畿・滋賀

 
アドガワエレクトロニクスは滋賀県高島市を拠点にする会社です。プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装、挿入実装)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点・自社工場で一貫生産体制を整えています。SNSやブログでは、アドガワエレクトロニクスが製造現場で培った技術や品質管理の取り組み、人材育成、最新の業界動向をわかりやすく発信しています。

 
会社概要
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表面実装サービス紹介
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