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アドガワエレクトロニクス|10月前半SNS活動|教育・品質・労働環境改善への取り組み2025.10.16

こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。

私たちは、教育研修や製品づくりのこだわり、働きやすい職場づくり、そして企業理念の浸透など、日々の取り組みをSNS(X/旧Twitter)で発信しています。本記事では、2025年10月前半に投稿した内容をダイジェストでご紹介します。企業活動や製造現場の改善事例をまとめてチェックしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 
 

10月1日(水)~3日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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10月1日

ユニット組立のメリット|アドガワエレクトロニクスの組立サービス

アドガワエレクトロニクスは、プリント基板への部品実装(表面実装、挿入実装)とともに、電気機械器具組立サービスを提供しています。ユニット(一式、セット)組立も提供サービスのひとつです。ユニット組立のメリットには、標準化された業務で安定した構造体を組み立てられること、それにともない品質のバラつきが少なくなることが挙げられます。

 
組立作業中のユニット製品。標準化された工程により品質のバラつきが少なく、メンテナンス性にも優れている。

 
アドガワエレクトロニクスのユニット組立作業。部材を専用ケースで管理し、順番と個数を仕組み化して高品質な構造体を組み立てている様子。

 

ユニット組立の利点

・標準化された業務により、安定した構造体の組立が可能
・品質のバラつきが少なくなる
・ユニット単位での修理・交換が可能となり、メンテナンス性が向上

 
 
▼ 関連記事

ユニット組立のメリットと部材管理手順|品質向上とミス削減の実践ガイド

下記の記事では、ユニット組立のメリットとともに、ケースによる部材管理の工夫を紹介しています。現場での工夫はいずれも、ミスをきっかけに、同じミスを繰り返さないために改善案を出し合い、形につなげたものです。アドガワエレクトロニクスでは、作業の属人化を避け、仕組み化された手順と管理方法により、ミスの防止と効率的な品質管理を実現しています。

アドガワエレクトロニクスのユニット組立作業。部材を専用ケースで管理し、順番と個数を仕組み化して高品質な構造体を組み立てている様子。

 
 
【事例でわかる】ユニット組立の作業内容とコストダウンのポイント

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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10月3日

現場の省エネとコスト削減に直結! コンプレッサ稼働時間の大胆な見直し事例

アドガワエレクトロニクスでは今夏、滋賀県産業支援プラザの「省エネルギー診断」を利用しました。省エネルギーへの取り組みは、当社が日頃から意識して取り組んでいることですが、客観的な視点でエネルギー診断を受けると、気づきがあります。そのひとつがコンプレッサの稼働時間の見直しです。

 
現場に設置された産業用コンプレッサ(空気圧縮機)の外観

 
現場の動力源であるコンプレッサ(空気圧縮機)は、基板実装から電子部品製造、食品工場まで、生産・製造現場には不可欠な設備です。生産・製造現場の電力料金の20%〜30%を占めると言われるコンプレッサの効率化、稼働時間の見直しは、省エネとコスト削減につながります。

 
当社のコンプレッサはこれまで、21時に停止していましたが、省エネルギー診断をきっかけに、停止時間を17時35分(終業時間)に変更したうえで、電源の再投入・再停止の担当者責任をルール化しました。

 
生産現場の電力効率化・省エネ対策に貢献するコンプレッサ

 
下記のブログ記事では、コンプレッサの基本的な役割から電力コストの圧縮まで、現場に最適な一台を見つけるための重要な選定ポイントを当社の事例を交えながら解説します。

【徹底解説】コンプレッサ(空気圧縮機)の構造・用途と失敗しない選び方

 
 

10月6日(月)~10日(金)

 
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10月6日

「頼る前に、まず自分で動く」Sさんに学んだ仕事の姿勢

職場のSさんにありがとう。Sさんから、基板実装における不具合の原因を特定・検証するために、基板の撮影・画像加工を依頼されました。Sさんの何に対して“ありがとう”と感じたかというと、私に仕事を依頼する前に、Sさん自身が不具合のある基板の撮影・画像加工に取り組まれたことに対してです。

 
仕事を分担しながら協力する職場のメンバーたち

 
Sさんが撮影・画像加工を試みた結果、Sさんが思うようにはできなかった。その事実をもとにできなかった部分の支援を求められました。端から全ての支援を求めてくる、言い換えれば仕事を丸投げしてくる人は信用しにくいのが人の気持ちで、それは私が相手に仕事を依頼する時の相手の気持ちにも通じることです。

 
不具合箇所を明示するために加工された基板の画像

 
基板の不具合を確認するために実装された部品を取り外して検証する

 
人の手を借りる前に、自分がひと一倍考えて、行動する。そして何ができないのか、何がわからないのか、何を助けて欲しいのかを伝えることが、組織で働くうえでは大切です。人の手を借りる前に、自分の手と頭をひと一倍使うこと。人に頼るというのは、そういうことだと思います。Sさんにありがとう。

採用情報
https://www.adogawa.co.jp/recruit

 
 
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10月7日

治具の品質管理が製品不良を防ぐ|工程安定化のための実践ポイント

治具(じぐ)は、製品を固定したり、部品や工具の誘導・位置決めをしたりする器具です。アドガワエレクトロニクスでは治具を、はんだ付けをはじめ、組み立て、検査など一連の製造工程で用います。治具は作業の効率向上、仕上がり品質の標準化、そして大量生産を可能にする補助器具です。

 
製造現場で行われる治具の定期点検と品質維持の取り組み

 
治具の役割、効果

(1)固定:基板や部品を固定して、作業中のズレを防止

(2)誘導・位置決め:部品や工具を正確な位置に誘導

(3)作業の効率向上:手間や負担、疲労を軽減することで、作業速度・効率向上

(4)仕上がり品質の標準化:作業者の技量や経験を問わず、仕上がり品質のバラツキを抑制

 
治具で基板を固定し、製造工程の品質を安定化させる作業の様子

 
狙った機能を発揮し、維持するためには治具の品質管理が欠かせません。治具は消耗品です。作業を日々こなすことで、治具に負担がかかります。その負担は、ネジの緩みや素材の削れになって表れるかもしれません。部品を固定する素材が削れると、狙った固定位置からズレて、製品不具合に直結します。

 
摩耗した治具部品が製品不良につながるリスクと管理の必要性

 
 
 
[関連記事]

部品の部分塗布で品質トラブルを防ぐには、治具設計とコーティング処理の工夫が不可欠です。現場で培った実務ノウハウを、事例とともに詳しく解説しています。 ⇒ 記事を読む

部分塗布で失敗しないための治具設計とコーティング処理の実務ポイント

部分塗布の精度を高める治具設計とコーティング処理の実務ポイントを解説する技術ブログ

 
 
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10月7日

未来を変える学びの制度|教育訓練休暇給付金とは? 対象者・給付額・申請方法

人生の選択肢を増やすための努力を惜しまず、また機会が巡ってきたときに挑戦する思い切りのよさを大切にしたいです。「教育訓練休暇給付金」制度が10月から始まりました。教育訓練休暇給付金は、労働者(雇用保険の一般被保険者)が退職することなく休暇を取って、教育訓練に専念できる制度です。

 

 

 
労働者が自発的に休暇を取得して仕事から離れる場合、教育訓練中(休暇期間中)の生活費が保証されます。教育訓練休暇給付金の支給対象となる要件、給付日数・支給額は雇用保険の加入期間に応じて異なります。

 
他人(会社)や過去はどうにもできませんが、自分や未来は、どうにかできます。

 

 

 
詳しくは厚生労働省の「教育訓練休暇給付金」ページをご覧ください。

教育訓練休暇給付金 |厚生労働省

 
 
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10月9日

ISO9001維持審査で評価されるQMS運用|不良率低減と顧客満足度向上の実例紹介

ISO9001(品質マネジメントシステムの国際規格)の維持にあたっての実地審査がありました。今回の審査は、認証の有効期間中(通常1年ごと)に実施される定期的なもので、前回の実地審査で定めた目標と現状の達成照合です。

 
品質マネジメントシステム(QMS)の内部監査とマネジメントレビューの流れを従業員を相手に説明する様子。

 
ISO9001定期審査のチェックリストと品質目標達成状況を示す資料。

 
ポイントは、
(1)内部監査、マネジメント・レビューが計画通りに実施され、結果がQMS(品質マネジメントシステム)に反映されているか、
(2)当社の品質目標の達成状況、是正処置、予防処置が確実に行われているか、
(3)顧客からの品質・対応苦情を含むフィードバックへの対応状況の確認です。

 
ISO9001審査における是正処置と予防処置の対応状況。

 
内部監査を行う品質管理チームの現場写真。ISO9001 審査対応の様子。

 
実地審査では、「目標通りにやっています」ではなく、掲げた目標を達成した結果、狙った結果(組織変容)が得られたかを、その変化が証明できる具体的なデータや事例で示せるかが重要です。たとえば、品質目標の達成状況から不良率の低減につながり、顧客満足度の向上に至ることがその一つです。

 
品質マネジメントシステム ISO9001 を象徴する審査と改善のイメージイラスト。

 
また、市場環境の変化、顧客、従業員、協力会社など利害関係者の要求をQMSにどう取り込んできたかも重要で、それをかなえるためにはトップマネジメントの関与が欠かせません。継続的な成長を目指すためにも、組織の構造、文化、従業員の意識、業務工程を見直し、再構築することからは目を背けられません。

 
トップマネジメントと現場が協働する工場の外観写真。

 
 
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10月10日

【SDGsへの取り組み】代表の共感が起点に。アドガワエレクトロニクスが「犯罪被害者が孤立しない社会」を目指し継続支援

支援自動販売機を、アドガワエレクトロニクスの社内に設置しています。飲料の売り上げの一部を、公益財団法人 おうみ犯罪被害者支援センター(OVSC)に寄付する仕組みで、飲料を購入する従業員が気兼ねなく支援活動に参加できます。同センターからこの度、感謝状を贈呈いただきました。

 
SDGs活動の一環で支援自動販売機を設置し、おうみ犯罪被害者支援センターより感謝状を受け取るアドガワエレクトロニクスの代表

 

 

 
当社はSDGsの一環として支援活動に取り組んでいますが、支援活動に参加するきっかけは当社の代表が、おうみ犯罪被害者支援センターの「犯罪の被害にあわれた方が孤立して苦しむことのない社会を」という願いに、活動に共感したためです。

 

 

 
贈呈いただいた感謝状が、従業員がおうみ犯罪被害者支援センターの活動に興味をもつきっかけになることを願います。なお、感謝状贈呈の様子は、同センターの会報誌「OVSCのーと」にも掲載される予定です。

 

 
 
 

プリント基板の表面実装・挿入実装、電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス|関西・近畿・滋賀

 
アドガワエレクトロニクスは滋賀県高島市を拠点にする会社です。プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装、挿入実装)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点・自社工場で一貫生産体制を整えています。SNSやブログでは、アドガワエレクトロニクスが製造現場で培った技術や品質管理の取り組み、人材育成、最新の業界動向をわかりやすく発信しています。

 
会社概要
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表面実装サービス紹介
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