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― この記事は過去にSNSに投稿した内容を編集したものです ―
こんにちは。アドガワエレクトロニクスです。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
製造現場の品質、効率改善を、外部講師や先輩従業員の指導で学んでいます。当社のような中小企業は日々の業務に精一杯で、効率が悪いまま働いていることがあります。それは外部講師からの指摘でも明らかです。
製造現場の効率改善をはじめ、適切な生産管理や在庫管理、間接業務においても、やり遂げる能力の根幹は「5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)」です。この記事では、講義や研修会の内容とともに、講義や研修会を受講する従業員の表情や様子から感じたことを紹介します。
目次
――― 2024年9月19日 投稿
品質改善の基礎知識を、外部講師を招いて学んでいます。4回にわたる講義の最終回が先日ありました。最終講義の内容は、品質改善計画の立案と発表です。過去3回の講義から学んだ品質改善の知識を活かして、自分たちが働く製造現場に当てはめて考えてみます。
製造現場には、気付いていたけれど言葉にしなかった、できなかったことがあります。その気付きを言葉にしようともがくことで、またグループワークという他者に伝える、他者の言葉を聞く場を設けることで初めて、自分たちのなかに、製造現場に問題が存在するという旗(フラグ)が立ちます。
問題意識は、各々が持つ理想的な状態と現在とのギャップです。つまり、現状で満足して、現状が理想なら問題意識は芽生えません。問題はあくまでも現状にあります。対して課題は、各々が持つ理想的な状態と、問題がある現状とのギャップを埋めるためにやること、やると決めたことです。
知識は品質改善に限らず、黙々と覚えれば身につきます。一方で、考え方、問いかけ方は他者を介してこそ思考が深まります。4回にわたる一連の講義の意義は、品質問題の真の原因にたどり着くまでの、他者との試行錯誤の過程を体験することにこそあったのではないかと思います。
――― 2025年4月14日 投稿
5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾〈しつけ〉)活動の社内大会「アドガワエレクトロニクス 5Sグランプリ」を開催しました。社内大会には、各課で上期(2024年10月)から取り組んできた5S活動の内容や成果を、課をまたいで共有し、社内に水平展開する狙いがあります。
また、自分たちの課の目的や目標、課題を整理して、社内(他の課)にわかるように伝える場を設けることで得られる効果もあります。5S活動に留まらず、仕事(活動)の目的や、やり方がわからないと、自分で考えることも工夫もできません。仕事の目的や、やり方を考えるということは、自分の仕事の先(後工程)にいる同僚やお客さま、製品を使うひとのことを考えることです。
その点でも、自分たちの課の目的や目標、課題を整理して考え、課内はもちろん、社内にも見える化することは有意義な取り組みです。また、他の発表を聞くことで人の考えを知り、自分の考えと比較して異なる視点が得られます。
人と比べるのはよくないと言われます。「比べることがよくない」の意味を読み解くと、比べることがよくないのは、人と比べた結果、自分のほうが優れている、劣っていると自己評価して、決めつけることです。
今回の5S活動の発表会でも、点数で評価され、順位がつきます。順位がつくのは比べた結果です。順位を見て自分のほうが優れている、劣っていると自己評価するのではなく、人の発表の優れたところを真似したり、人に求められれば、手を差しのべたりできることは、決して悪いことではありません。
――― 2025年5月27日 投稿
社内研修会を見学しました。若手従業員を対象にした場で、講師は先輩従業員が務めます。研修テーマは5S活動から顧客の製品知識までさまざま。2026年3月まで、毎月開催します。初回の研修テーマは5S活動です。5S活動を通じて製造現場や事務所のムダ、ロス、ミスが減っていく過程を改めて意識しました。
5S活動の目的は、職場を整理整頓し、清潔に保つこと自体ではありません。たとえば、製造現場の通路に置かれた資材や治具を整理することで安全性を高めたり、ものやデータを探す、迷うムダを無くすことで業務効率や生産性を高めたり。また5S活動は、設備の清掃、点検を通じた故障の予兆管理にもつながります。
5S活動の浸透、継続には、当社と従業員のモラル共有が欠かせません。モラルは当社が大切にする価値観であり、従業員が仕事で判断に迷ったときの指針となる考え方です。
当社と従業員の価値観が一致することはありません。一方で互いの考え方を知ることで、当社と従業員の、互いの価値観の重なり合う部分を増やすことができると思います。その取り組みが、5S活動を社内に浸透させ、活動を継続するためには欠かせません。
当社と従業員の、互いの価値観の重なり合う部分を増やす取り組みのひとつが、先に紹介した品質改善の社内研修であったり、5S活動の社内発表会であったり。ただ、単発、短期間の取り組みで成果を求めるのは難しく、いずれも中長期の視点での継続したコミュニケーション設計が求められます。
アドガワエレクトロニクスです。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。
プリント基板実装に関して38年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供するアドガワエレクトロニクスへぜひお問合せください。
古い #写真 がでてきました。安曇川電子工業が #電子部品 の製造を開始した #1973年 ごろ、50年前の #職場風景 です。最先端の仕事を通して、#地域 の #雇用 を創出するという創業の精神は、現在も引き継がれています。 pic.twitter.com/jtsBuvinON
— 安曇川電子工業|あどがわ (@adogawa_e) June 6, 2023
#製造現場 の様子です。撮影日を見ると #1988年。安曇川電子工業の主力事業のひとつ、プリント #基板実装 が始まったのが、前年の1987年です。 pic.twitter.com/HTkIZPdL36
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