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― 本記事は、2025年10月18日に公開した内容に、新たな情報を加えて修正したものです ―
こんにちは。アドガワエレクトロニクスです。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
職場体験学習に23日、安曇川中学校(高島市)から3人の学生が訪れます。アドガワエレクトロニクスでは毎年、チャレンジウィークと称した5日間の職場体験学習を受け入れています。この記事では、安曇川中学生の職場体験学習の様子をお伝えします。


目次
職場体験学習(チャレンジウィーク)の目的の一つは、世の中にどんな職業(需要)があるかを知ることです。私が中学生だったころに、もっと興味をもっておけばよかったと思うことがまさにこれです。
知らない職業を目指すことはできないし、それに向かって目標を立てたり、努力したりすることもできません。職業選びはまず、世の中にどんな職業(需要)があるかを知ることから始まります。


『13歳のハローワーク』(村上龍 、[絵]はまのゆか)がそれを知る助けになります。2003年に刊行された本で、『新 13歳のハローワーク』として2010年に改定されました。『新 13歳のハローワーク』は、教科別に職業を分類して紹介したり、エッセイや対談が掲載されたり、読み物としても楽しめます。
また、13歳のハローワークには公式ウェブサイトがあります。ウェブサイトにはインタビュー記事が掲載され、人気職業ランキングが毎月更新されています。職業ランキングからは、時事が見えます。ウェブサイトのタイトルは「中高生のための…未来のヒントに出会う場所」です。
職業選びは企業名から始まることが多いです。それは企業の製品やサービスに魅力を感じてのことですが、製品やサービスは複数の企業の技術や知識からできています。5日間の職場体験学習ではその一端をお伝えできればと思います。

10月23日
安曇川(あどがわ)中学生の職場体験学習「チャレンジウィーク」を23日から実施中です。アドガワエレクトロニクスの事業内容は、電気機械器具組立です。プリント基板に電子部品を搭載(実装)したり、電装品を組み立てて出荷したりします。

製造現場に入る前には従業員と同じように、プリント基板の扱い方や静電気が電子部品に与える影響を説明しています。説明の際は練習用のプリント基板や電子部品に触れて、その役割や仕組み、指先に乗るほどの小さな部品の大きさを感じてもらいました。


職場体験学習に訪れた中学生を前にして、自分たちの仕事を言葉にして伝える大切さに改めて気づきます。自分たちの仕事を自分たちの言葉で伝える、説明する大切さは、普段接しているお客さまであろうが、職場体験学習の中学生であろうが変わりません。相手の立場に立って専門用語を避け、なるべくやさしい言葉で言い換えることを意識しています。

生産現場には、単純作業というイメージがあるかもしれませんが、工程ごとに作業内容や労働環境が大きく異なります。作業に少し慣れてきたら、「この基板はどんな製品に組み込まれるのかな」「もしかすると、お店や家にもこの基板が組み込まれた製品があるかも」などと、興味がどんどん広がります。

中学生の職場体験は、飲食店やサービス業、製造業など、希望する業種から職場(会社)を選ぶことが多いです。そのなかにあって今回、訪れた学生のひとりは、アドガワエレクトロニクスで職場体験学習がしたいと先生に希望を出したそうです。その熱意に応えられるよう、受け入れる側も懸命です。

職場体験学習の初日には製造現場を見学し、早い段階から当社の仕事の全体像が見えるように工夫しています。また、学生の緊張がほぐれた4日目には、20歳代の従業員を交えた座談会を企画しています。アドガワエレクトロニクスへの興味から半導体業界、ものづくり全体に視野や関心が広がる5日間になれば良いです。



アドガワエレクトロニクスは滋賀県高島市を拠点にする会社です。プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装、挿入実装)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点・自社工場で一貫生産体制を整えています。SNSやブログでは、アドガワエレクトロニクスが製造現場で培った技術や品質管理の取り組み、人材育成、最新の業界動向をわかりやすく発信しています。
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