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7月 SNSダイジェスト。教育研修、製品品質、労働環境 … 取り組みを発信2024.07.31

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こんにちは。安曇川(あどがわ)電子工業です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 
安曇川電子工業は、教育研修、製品品質、労働環境、理念(パーパス)浸透 … 日々の取り組みを、SNS(X、旧twitter)で発信しています。7月の投稿ダイジェストを今回、テキスト、写真とともに紹介します。

 

 

7月1日(月)~5日(金)

 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月1日

指導するうえでは、自分に対しても、相手に対する以上の厳しさがないと、相手に受け入れてもらえないことがあります。

 

 

 

 
誰かのために仕事をするとはそういうのもので、ただ、誰かのためも、結局は自分の欲望のひとつです。

自分はだませないからこそ、自分との約束ごとをごまかしなく守れるかが全てです。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月1日

営業は、自社の強みを伝えるとともに、相手の要望を聞き出し、言葉にする役目を持っています。

工場案内をはじめ、自社を紹介する場面で考えを口にすると、浅い言葉しか出てこないと感じることがあります。

発する言葉に浅さを感じる原因はひとつで、結局は自分のために話しているからです。

 

 

 
目の前にいる相手よりも、自分の感情を優先して話しているから内容が浅くなり、相手に届かないと考えます。

相手の状況が捉えきれておらず、感情を優先するあまり、自分が相手に見せたいことしか話せていない状態です。

自分が伝えたいことを、相手も欲していると考える、これが偏見や先入観といったバイアスです。

 

 

 
自分の発言を客観的に振り返るのは、自分の非を認めて、恥に直面するつらい作業です。

ですが、このつらい作業を経てはじめて、提案に向けた次の思考につながります。

自分のために仕事をするから、浅い仕事になります。相手のために仕事をすることで仕事が深くなり、提案の幅が広がります。

 

 

 

 
これは営業だけに限らず、部課を越えた社内プロジェクトを進行するときも同じです。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月2日

雨にまつわる言葉に、潦(にわたずみ)と俄川(にわかがわ)があります。

潦は、地面に溜まったり、流れたりする水で、雨の道筋が俄川です。

この光景を切り取ったのが小林一茶の、「俄川とんでみせけり鹿の親」です。

俄川を前に戸惑う小鹿に、親鹿が渡り方を身をもって教えたという場面です。

 

 
社内のはんだ付け検定を先日、実施しました。

 

 

 
はんだ付け未経験者が、先輩の指導のもとでこわごわと練習するようすは、俄川を前に戸惑う小鹿に、親鹿が渡り方を身をもって教える姿と重なります。

社内の手はんだ付け認定者は現在、127名です。合格はスタートラインで、現場でさらに技術を磨きます。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月3日

妥協は両者の歩み寄りであって、相手と合意できる有用な意思決定です。

妥協を知らない、とは聞こえはよいですが、自分と相手の考えが違うときに、自分の考えを相手に押し付けることになります。つまり相手を論破することです。

論破は、対話や切磋琢磨が求められる場面では、危うい行為です。

 

 
論破は、ただ相手を掌握しようとしているだけです。

そして論破する過程で、協働や共感を呼び込む余地を自ら否定しています。

妥協が、他者や自己との対話のなかで、協働や共感しながら前に進むことだとすれば、それを否定する論破は、妥協から得られる自己変容や学習体験を乏しいものにします。

 

 
妥協というと、こだわりや信念を曲げて、仕方なく受け入れる負の意味合いに捉えられるかもしれません。

ただ実際は、両者の歩み寄りであって、相手と協働や共感しながら前に進める有用なことです。

互いに失敗を許し、高め合う、妥協は両者の歩み寄りであって、相手と合意できる有用なことです。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月3日

朝顔は夏の花です。

 

 
真源寺(東京都台東区)とその周辺では6日~8日まで、入谷朝顔まつり(朝顔市)が開かれます。江戸時代、入谷周辺はアサガオ園が多く、自然と市が立つようになったといわれます。

花言葉は色によって違い、青は「優しい心」「平静」、赤は「愛情」、白は「はかない心」です。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月3日

私の仕事の結果は、これまでに出会った人の、仕事への向き合い方や視点に影響を受けていると感じます。

たとえば、ある提案資料を作る場合。

これでよいかと一旦、自分で納得したうえで、さらに、あの人ならもうひと工夫するなと考えて、視点を変えて、提案資料の構成にもう1度向き合います。

 

 

 
また、決断や行動で迷ったとき。あの人ならこういう考えで、こちらを選ぶだろうとか、突き詰めて別案を考えるだろうとか。

このように、仕事の質を高めるため、迷いを振り切って決断速度を上げて成果につなげるため、これまでに出会った人の、仕事への向き合い方や視点を借りて考え、行動しています。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月3日

製造フロアの周囲に幅1.5メートルの通路を設けています。

 

 
地域住民やモノづくりに興味をもつ子どもたちに開かれたオープンファクトリー構想、また既存のお客さま、新規取引を検討される企業さまを案内するためです。

これも、お客さまを“魅せる(魅了する)”工場にするための工夫のひとつです。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月4日

七夕ごろから、本格的な暑さに包まれます。暑くなると恋しくなるのがやっぱり、冷たい飲み物ですね。

ノンアルコールカクテルは、お酒が苦手でも楽しめます。

ミントがたっぷりと入ったモヒートや、凍らせたライムジュースをミキサーで砕いたフローズンダイキリなど、夏の楽しみのひとつですね。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月4日

夕立(ゆうだち)は一時的で、長くは続かないもの。転じて、相手の勢いが強ければ、しばらく待てば収まるたとえにも使われます。

事務所でときに、仕事の進め方をめぐる意見が交わされます。互いに譲らず、思わず余計な一言がでる場面も。そんなときは、意図的に時間をおく「雨宿り(あまやどり)」も必要ですね。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月4日

考える力、考えを相手に伝える力は製造現場でも必要です。

安曇川電子工業では日々、考察する力を高める練習を繰り返しています。

たとえ、離職、転職して別の会社に、異業種で働くことになっても、当社で身につけた考える力、考えを相手に伝える力は役に立ちます。

 
考察する力を高める練習方法のひとつに、自分の考えに「なぜ」と問い直す習慣をつけることが挙げられます。

これは私生活でも役に立ちます。

たとえば自宅で使う掃除機を選ぶ場合、デザインに惹かれて選ぶのもひとつです。見た目が好みでなければ、使いたいとは思いませんね。

 
そのうえで、選んだ理由が「軽くて使いやすい」なら、「なぜ軽いと使いやすいのか」と「なぜ」を重ねていきます。

こうすることで、考察する力を深めていけます。

もちろん、こんなくどいことを忘れて、感覚で買い物を楽しんだり、雑談で笑いあうのも日々を彩るひとつですね。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月5日

世の中は、知らない人、行動しない人が損する仕組みです。

その最たるもののひとつがお金です。お金がすべてではありませんが、お金は生きるうえで必要なものです。

働く理由の大部分が、お金を稼ぐためでもあります。そしてお金は、人生の選択肢を増やしてくれます。

 

 
ただ、お金の話、お金の勉強と聞くと、否定的な感情をもつ人がいるのも事実です。

従業員のなかには、未成年のお子さんを育てる方もいます。

たくさんの不安を抱えながら、子育てに夢中になるなかで、会社としてできることは、従業員の不安に共感し、少しでも不安を和らげることだと思います。

 
そのひとつが、お金の、知らない、分からないを、少しでも解消することだと思います。

人は、分からない、知らないから不安になります。

気持ちを不安にする理由が少しでも分かれば、それを解消するために行動できます。

不安を解消する行動が、仕事に懸命に向かう気持ちにもつながると思います。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月5日

作業指導票を始めとする現場の「紙」のデジタル化に取り組んでいます。電子部品の実装ラインに設置したモニターも、デジタル化の取り組みのひとつです。

デジタル化は、作業の効率化という文脈で語られることが多いですが、働き方そのものを変える力があると思います。

 

 
現場と経営層の考え方にはギャップがあるのを前提に、デジタル化を進めています。

現場に対しては実情に根ざした改善を、作業者の意見から導きます。経営層には、ビジョンの具現化に向けた実現可能なプランを提案します。

導入後の影響や効果も検証し、水平展開できる仕組みづくりを意識しています。

 

 

7月8日(月)~13日(土)

 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月8日

現場に伺ってつい、何をしているのかと無知な質問を投げかけてしまうことがあります。それでも皆さん、丁寧に答えてくれます。

疑問に思ったことはその場で聞いたり、事務所に戻ってから調べたり、工夫が良いと思ったことは、つたなくても自分の言葉で相手に伝えたり。つぎにお会いしたときは、もっと深い話ができるように。

 

 

 
そんなささいなことでも繰り返すことで、徐々に信頼関係が築けると考えています。

また従業員を撮るときは、撮る前にひと声かけるように、撮り終えたらお礼を言うように意識しています。

自分がされて嫌なことは、相手にもしないように心がけています。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月8日

黙々と仕事を進めるなかでも、気遣いが見えるときがあります。たとえば、声掛けです。

製造現場では、間締め(まじめ)が基本です。人、物、場所(空間)の間隔を狭めることで、動作、運搬、停滞のムダを省く考え方です。

一方で間隔を狭めることで、人やモノがぶつかってしまう恐れもあります。

 

 
製造現場の間隔を狭めたときに役立つのが声掛けです。

「後ろを通ります」と、一声かけるだけで、振り向いたときにぶつかったり、仕掛品を落としたりすることが減ります。

 
厨房が見えるカウンターで食事をしていると、料理が提供されるまでの、厨房内の立ち居ふるまいに目がいくことがあります。

厨房の動きや流れにムダがなく、互いに気遣いがあるか。従業員の挙動ひとつで、店内の雰囲気は一変します。

 
新工場を稼働させるにあたって、“魅せる(魅了する)”工場をコンセプトに掲げています。

徹底した5Sから生まれる品質はもちろん、従業員の挙動ひとつにも魅せられる工場をめざしています。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月8日

真夏の日中の打ち水は気持ちいいですね。

水が蒸発するときに周りの熱を奪うことで気温が下がり、気温の差が生まれることで風が起こります。

水音は耳にも涼しく、気分的な効果も大きいです。

 

 

 
商業施設や駅前の広場では、水の粒が6~10マイクロ・メートルと極小の、濡れないミストを見かけます。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月9日

プレスリリースは、自社の情報を、従業員やその家族を含めた利害関係者に届ける重要な手段です。

安曇川電子工業のような企業間取引を主とするBtoB企業は、個人消費者を対象にするBtoC企業に比べて隙間(ニッチ)な仕事が多く、発信する情報が、届けたい人や企業に届きにくいこともあります。

 

 

 
ただ、届けたい情報が届かない、届きにくいのは、そもそも情報を発信していない、発信してこなかったことが大きな要因です。

安曇川電子工業では、教育研修や品質の向上、維持に向けた取り組み、労働環境の整備、5S活動などを、SNSやオフィシャルブログを介して発信しています。

 

 
情報発信の目的が、企業の認知向上や信頼を高めるためとはいいながらも、従業員が家族や友人との会話で、自分が働く安曇川電子工業の取り組みを話題にされるといった方が良いような気もします。

そんな身近で、ささいなことから、自分の仕事への誇りが生まれたり、やる気につながったりします。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月9日

英語のENDには、
〔時間的な〕末、終わり、
〔細い物の〕端、先、
〔場所の〕端、境界、外れなど、よく知られた意味があります。

そして、目的、目標という意味も。

物事が終わり、また新たに目的や目標が生まれる。そう考えると、たとえ今、気持ちが沈んでいても、少し前向きになれますね。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月9日

すいか(watermelon)の原産地はアフリカです。栽培の歴史は古く、日本では江戸時代に広く普及しました。

5月頃から熊本産のすいかが出回っていますが、これからは千葉産や山形産などが多くなります。

高島市の風車すいかは、7月下旬~8月下旬にかけて出荷されます。

 

 
甘いすいかは、果皮(かひ)に張りがあり、緑と黒のコントラストがはっきりしていて、お尻の薄茶色の部分が小さいもの。

つるが切ってある場合は、へたの周りが少しへこんでいるものがよいです。

また叩いたときに「ボンボン」という音がすれば果肉はしゃっきり。「ボタボタ」は熟れすぎです。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月10日

写真を撮るときは、ものや、ひとをレンズを通してよく見ます。

レンズを通すと不思議と、普段目がいかなかった現場の工夫や仕事の丁寧さに気がつきます。

たとえば、ネジの緩み止め用接着剤のふたに作業中は、ペーパークリップをほどいたものを使って、ふたの開け閉めの、動作のムダを省くなど。

そんな現場で働くひとの工夫に目がいくのも、気がつけるのも、写真を撮る楽しみのひとつです。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月10日

天井吊形のエアコンを除湿室に設置しています。暑いなか、ありがとうございます。

室内機の設置担当はふたりで、腰に巻いた道具入れ(腰袋)の褪(あ)せ具合や道具の種類から、ふたりの経験差や関係性を想像します。

 

 

 
必要な道具は、現場数を踏むなかで増え、厳選されていくのでしょうか。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月11日

ある従業員が先日、入社してよかったことを話していました。よかったことは、パートナーと職場で出会えたことです。

この従業員は入社当初、どうせすぐに辞めるだろうと安易に考えていたそうです。

それが今や勤続24年で、職場の誰よりも深い知識を持ち、おおらかな人柄で皆から頼りにされています。

 

 
職場は仕事をする場であり、お金を稼ぐ場です。ただそれだけでは何年も勤めるのは難しいです。

そこには、楽しいことを一緒に笑い合える人や、無理難題を一緒に解決した人がいたのかもしれません。

仕事は何をするかも大切ですが、だれと働くかは、だれと一緒の時間を過ごせるかはもっと大切です。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月12日

人類が月へ届いた夏が、55年前にありました。

1969(昭和44)年7月16日に打ち上げられた米国の宇宙船アポロ11号は、同月20日に月面着陸を果たし、アームストロング船長が翌21日、人類で初めて月面に降り立ちました。

 

 
当時のジョン・F・ケネディ大統領は、1960年代末までに有人月面着陸を実現させるという目標を掲げて、アポロ計画に勢いをつけました。

目標にあって、夢にないものがあります。そのひとつが、達成の期限です。夢と思われることに日付を入れ、期限を区切ることで、実現させる目標に変わります。

 
目標は、達成する期限と合わせることが大切です。

さらに、今月中、3か月後、今期中、と曖昧(あいまい)にせず、年月日、曜日まで加えると、現実味がわきます。

 
ちなみに、イチゴとミルクチョコの組み合わせが可愛い「アポロチョコ」。あの三角形は、宇宙船のカタチを模して作られたものです。

 

 
 

7月16日(火)~19日(金)

 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月16日

現場を撮りながら、従業員と話すことがあります。

仕事中なので、長い時間お邪魔するのは難しいですが、たとえば、ISO9001(品質マネジメントシステムに関する国際規格)の更新時期について、たとえば、売上や不具合、仕事の進み具合は、数字で共有することが大切といったことについて。

 

 
ほかにも、畑で採れる万願寺とうがらしやズッキーニのおいしい食べ方、滋賀県のご当地ナンバーの絵柄など。

ときに、仕事で不便に感じていることも話してくれます。たとえば、吊り下げ式電動ドライバーの引き(スプリングの張力)の強さです。

 

 
組立工程では、吊り下げ式電動ドライバーを毎回、手元まで引っ張り下ろして使います。

そのときの引き(スプリングの張力)が強いと、女性だと特に負担です。

ささいなことかもしれませんが、話してくれることで役に立てる場合もあります。そんな信頼関係が築けると、もっと働きやすい環境になりますね。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月16日

祇園祭は前祭(さきまつり)の宵山が14日から始まっています。

各国からの観光客も多く、浴衣姿で街歩きを楽しむ方も。月鉾や長刀鉾などが並ぶ四条通周辺では、コンチキチンの祇園囃子が響きます。

浴衣姿の女性が、カスミソウを束ねた気持ちのいいブーケを手に通りを渡っていたのが印象的です。

 

 
カスミソウのブーケは、白い小さな花がたくさん集まり、ふんわりとした姿が人なつこさを感じさせます。

花が大きめだったり、小さかったりと種類も豊富で、10本程度束ねたこぶりなブーケでも気分が盛り上がります。

傘が並ぶ目抜き通りに梅雨の名残を見ながら、夏らしさが増してきたのを感じます。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月17日

お客さまと接する営業や現場担当者は、自社の強みを伝えるとともに、お客さまの要望を聞き出し、言葉にする役目を担っています。

担当者の提案を聞いて初めて、お客さまが本当は何を欲していたのか気がつくこともあります。

また対話を通して、お客さまのなかに別の視点が生まれることもあります。

 

 
お客さまの要望を、言葉をそのまま捉えて提案しても、お客さまは満足されません。それは社内の仕事にも通じることですね。

お客さまの言葉の背景にはどんな意味があるのか、その点を考慮した提案が求められます。

そんな提案ができる人、会社がお客さまから信頼を得られると思います。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月17日

当社の装置設計、開発の強みは、製品の製作に必要な機能に絞ったニーズ志向です。

たとえば、スペーサーネジ組付けロボットがあります。基板と収納ボックスの間に隙間を設けるネジを組み付ける、単機能に特化したロボットです。

 

 

 
シーズ志向の過剰機能は、使いにくさとコスト増で、お客さまにとって利点がないと考えます。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月18日

ときは、個人でも会社でも同じ速さで流れます。いまは、2年前、3年前の決断、行動の結果です。そして今日の決断、行動が、2年後、3年後の自分を、会社をつくります。

手元明かりで昼休みに、勉強する姿が見られます。

 

 
「横を見るな、前を見ろ」
かけられた言葉が、何年も心にとどまっています。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月19日

前のめりの知識欲とはまさにこういう姿ですね。

工場見学を受け入れました。来社されたのは取引のある商社の、新入社員の皆さんです。

見学に同行すると、各工程ごとに「それ何?何が起こっているの?」という気持ちで、前のめりになる姿が見られます。知らないことへの好奇心です。

 

 

 
自分の知らないことに少しでも関心を持つことが、視野を広げたり、人間関係を広げたりすることにつながります。

好奇心がない人は、自分から人に話を聞いたり情報を集めたりしようという気が起こらないため、世界が広がりません。

好奇心は入社当初がピークで、徐々に影を潜めるものでしょうか?

 

 

 
好奇心は個人特性にもよりますが、社内文化にも影響されます。

教えを待つだけでなく自分で調べてみる姿勢です。それから「こう思うけれど、どう思う?」と周りに問いかけることです。

私は転職を経て今の仕事に就いています。振り返ると、彼らのような好奇心が前に進む力を与えてくれたと感じます。

 

 
 

7月22日(月)~26日(金)

 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月22日

仕事でも私生活でも、思い通りにいかないことがあります。

現場と経営層の考え方にはズレがあるのを前提に、現場レイアウトを始めとする改善が求められます。

現場に対しては実情に根ざした改善を、作業者の意見から導きます。経営層には、ビジョンの具現化に向けた実現可能なプランを提案します。

 

 
現場と経営層には、互いに言い分があります。互いの歩み寄りに欠かせないのが妥協です。

妥協は両者の歩み寄りであって、相手と合意できる有用な意思決定です。

妥協を知らない、とは聞こえはよいですが、自分と相手の考えが違うときに、自分の考えを相手に押し付けることは論破することです。

 
論破は、対話や切磋琢磨が求められる場面では、危うい行為です。そして論破する過程で、協働や共感を呼び込む余地を自ら否定しています。つまり、向かう先(ベクトル)の不一致が生じます。

それがたとえ、経営層という立場であっても同じです。

互いに失敗を許し、高め合う、妥協は両者の歩み寄りであって、相手と合意できる有用な手段です。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月24日

安曇川電子工業の事業内容は、電気機械器具組立です。

たとえば電化製品に組み込まれるプリント基板への、半導体を始めとする電子部品の実装、たとえば、ガレージや倉庫などのシャッター制御盤の組立などです。

ただ、従業員には自分がどんな製品を作っているのか見えにくいのが現状であり、課題です。

 

 

 

 

 
市販家電の製造に携わっていたとしても知らんぷり、もとい、本当に知らないのです。

自分がどんな製品の製造に携わっているか。それを知ったうえで、仕事に取り組むのと、知らずに作業をこなすのとでは、どちらが良い悪いではありませんが、意識に違いがでると思います。

 

 

 
自分の仕事に興味を持ってもらうために、社内に情報を発信しています。

たとえば当社が製造に携わった調理機器で提供される商品を利用すれば、その商品代金をキャッシュバックするなど。

目当てはキャッシュバックかも知れませんが、結果的に自分たちの仕事に興味を持つきっかけになればよいです。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月24日

土砂降りのなか、配達ありがとうございます。

目の前が白くなるほど激しく降るにわか雨、まさに白雨(はくう)です。

 

 

 
近畿地方の梅雨明けが21日に発表されましたが、夏空はしばらく先のようです。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月25日

他社を通して、他社を写し鏡にして自社を知ることが大切です。

産業用プリント基板の実装、組立を主事業とされる、同業他社の工場見学を受け入れました。先方の工場見学に先にお伺いしたうえでの、今回の相互交流です。

同業他社とはいえ、必ずしも競争相手になるわけではありません。

 

 

 
同業他社とはいえ、目指すところ、具体的には、どのようなお客さまを相手に仕事を展開するかといった経営戦略で、互いに差別化を図っています。

だからこそ、互いの経営視点や得意分野から学べることがあります。

 

 

 
自社の強み、弱みはと社内にばかり目を向けて、ああだこうだと議論を続けても何もでてきません。

自社と他社を見比べて、他社を写し鏡にして初めて自社を知ることができます。

社内の当たり前と、他社(社会)のギャップ(ズレ)を知ることで、このままではいけないという変化の必要性が実感できます。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月25日

地元の高校生2人が来週、職場見学に来られます。

従業員のなかには、高校時代は話したことがなかった人とも同じ仕事をして、同じ時間を過ごすうちに仲よくなったということも。

仕事は何をするかも大切ですが、だれと働くかはそれ以上に大切ですね。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
·
7月26日

同業他社の工場見学を先日受け入れました。当社と同じ産業用プリント基板の実装、組立を主事業とされる企業です。

経営戦略が異なるため必ずしも同社とは競合せず、顧客の棲み分けが図られています。

だからこそ互いを写し鏡にして自社の強みや課題が明確になり、学び合える機会となりました。

 

 

 
同行して見学者の視線を追うと、経営戦略が日々の仕事の違いに表れていることに気がつきます。

誰を顧客に仕事をしているか、具体的には多品種少量生産か、少品種多量生産かの違いです。

多品種少量生産を得意とする見学者の視線の先を見ると、現場に掲示した作業指導票に目が留まっています。

 

 

 

 

 
少品種多量生産が多い当社には作業指導票の作り込み、つまり作業の標準化が欠かせません。

標準化の目的は、限られた人員を活用し、ベテランの退職や人材不足に対応できる組織を作ることです。

作業指導票を軸に業務が標準化できていれば、社員の能力や知識量で品質や効率に差が出にくくなります。

 

 

 

 
 

7月29日(月)~31日(水)

 
安曇川電子工業|あどがわ
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7月29日

気づかない振りをして、声を上げず、行動しないでいると、いずれ本当に気づかないようになります。働き方や生き方というものは、そういうものです。

これを言っても無駄という社内の雰囲気が、ここにいても無駄という思いにつながります。変化を恐れず、声をあげて行動することが大切です。

 

 

 
職場の心理的安全性が話題に挙がります。心理的安全性の高さは、優しく接すればよい、否定せず傾聴することだけではありません。

心理的安全性の高い職場は、こういったゆるい職場ではなく、意見を素直に交わしても人格否定につながったり、仲が悪くなったりしない職場です。

 

 

 
心理的安全性の高い職場は、切磋琢磨できる職場です。声をあげても働きにくくなる不安がなくなれば、正直な対話が生まれます。

部署を越えた情報交換が円滑になり、課題や失敗の情報も共有しやすく、社内の問題解決力が高まります。

個人や組織は失敗から学べるため、能力開発においても有用です。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月29日

ひまわりは夏の花の筆頭にあげられます。

通勤途中にある中学校のグラウンド近くに数輪、ひまわりが天を向いて咲いています。

 

 
太陽のような大輪の向こうには、野球部や陸上部の朝練の風景が広がります。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月29日

製造現場にはPC(パソコン)が欠かせません。

作業の進捗を確認したり、出荷準備をしたり、用途は多岐にわたります。

PCが作業中に固まったり、処理速度が遅かったりすると作業性が上がりません。

そして課題は、製造現場のPC利用者には、リーダーが多いということです。

 

 
現場作業の改善で2秒、3秒を改善しても、高給のリーダーが、動かないPCの前で2分、3分を過ごす無駄は、仕様がないと見逃されがちです。

コスト削減や経費節減では、特に間接部門や事務作業で費用対効果を把握したうえで、PCの買い替えやツールの導入を判断している場合は、意外に少ないです。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月29日

ひとつの仕事やプロジェクトを、社内外の複数人のチームで進めることは、製造業にかかわらずよくあることです。

プロジェクトに関わる立ち位置の違いから、ときには仕事の進め方で意見をぶつけ合うこともあります。

複数人が集うプロジェクトである以上、同じ意見ばかりのはずがありません。

 

 

 
異なる意見を交わしてこそ、仕事のできが磨かれます。

仕事の品質を上げるために意見をぶつけ合うことは必要です。

注意するのはチームが同じ方向を向いているかどうか、プロジェクトの目的を皆が共有しているかどうかです。

 

 

 
チームが同じ方向を向いて、目的を共有しているなら、目的に向かう過程で意見が食い違ってもよいと思います。

何のために仕事をしているのかさえプロジェクト内で共有できていれば自ずと、目的の達成に向かって思考が精緻化されます。

皆が納得のうえで意見がまとまり、仕事の品質が上がります。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月29日

仕組みを導入し、現場に定着させるためには、導入する目的を従業員に明示します。

従業員が導入に納得し、個々が考えて意見を出し合うようになれば、仕組みを自社の企業風土、習慣になじませようとする行動が生まれます。

また仕組みは、継続的な成長を実現するための手段、方法の一つでしかありません。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月30日

お客さまが先日、工場監査にいらっしゃいました。監査するお客さまも、監査される現場も、互いに緊張感をもって臨みます。

組み上がった品質を見れば、製品がどんな現場で作られているのか一定の判断基準になります。一方でお客さま自身の目で、働く従業員の雰囲気からしか見えない現場の姿があります。

 

 

 
工場監査を終えたお客さまの雰囲気や足取りを見ると、当社の製造工程、製造現場への信頼感と理解度が深まったと感じられます。

たとえば製造現場への信頼感と理解度は、お客さまからの提案、お客さまとの対話にも表れます。

 

 
製品へのシールの貼りにくさに対しては、製品に印字、刻印したほうが良いのではないかという話がでたり。

梱包時の緩衝用段ボールに対しては、素材を薄くしたり、代替品を模索したり、組み立てる時間や作業者の負担軽減、費用の圧縮、さらに環境配慮につながるのではないかといったように。

 

 

 
いずれもお客さまの製造現場への信頼感と理解度がないと話題にあがらないことです。

こういった工場監査を経て、互いの信頼感と理解度が積み重なり、市場が求める製品や品質に仕上がるのだと改めて感じました。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月30日

高校生が夏休みを利用して職場見学に訪れています。

仕事は、何をするかも大切ですが、誰と働くかは、もっと大切です。

自分がやりたかった仕事でも、一緒に働く人の協力やお互いに刺激し合って共鳴しあえる人とのふれ合いがないと、その仕事もいずれつまらなく感じてしまいます。

 

 

 
一方で、興味がなかった仕事でも一緒に働く人が魅力的だと、お互いに刺激し合って共鳴しあえる関係が築けると、仕事もやっていて楽しくなります。

そんな人と一緒に働けることを大切に、そんな魅力的な人がたくさんいる職場になると良いですね。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月30日

仕事をしているといろんな感情が湧きあがります。

仕事がうまくいったり、褒められたりしたときには、うれしさや誇らしさが。一方で失敗したときには、情けなさや悔しさが。

意思疎通がうまくいかないときには、もどかしさがというように。

また恥ずかしさも、忘れてはいけない感情です。

 

 
恥ずかしさを感じることは、年齢や経験を問わず日々あります。

お客さまと話していて、自分の無知を自覚したとき。世間では当たり前のことに、自社は見向きもしていないことに気づいたとき。

ただ、恥ずかしさの感情すべてがマイナスではなく、感じた気持ちは次に進む気持ちを生み、行動する気力になります。

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月30日

製造現場は、品種切替や需給の変動、設備導入などで工程の流れや動線が変わります。変わった流れや動線を、狙いに応じて見直すのがレイアウト改善です。

レイアウト改善の狙いは、
(1)作業効率や稼働率の向上を図るため
(2)工程管理の容易性を図るため
(3)運搬作業の効率化を図るため
(4)作業の安全性向上を図るためです。

 
またレイアウトを改善するにあたっては、現場の声を拾い上げるとともに、レイアウトを見直す理由、目的を現場と共有することを忘れてはいけません。

レイアウト改善の意図が、現場の従業員に伝わっていないと、改善の効果は限定的、部分最適に留まってしまいます。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月31日

役割分担は仕事を円滑に進めるためのひとつです。

一方で、役割に分担されない「見えない家事」「名もなき家事」ならぬ、「見えない仕事」「名もなき仕事」もあります。

そういった見えない、名もなき家事、仕事は、気がついたひとが、皆の知らないうちに済ませています。

 

 

 
よく聞くのが、「気がついた人がやろう」という割り振りです。そんな人に限って気がつかないのは言うまでもありません。

職場では、電話の取り次ぎ、廊下に落ちた緩衝材の切れ端の清掃、いずれも誰かが気がついて誰に褒められたいわけでもなく対応しています。

いつもありがとうございます。

 

 

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月31日

明日からは8月です。秋に先駆けて、台風の季節も始まります。

海に台風のうねりが入ると、海岸では4メートルを越える高波になることも。

また百波に一波は、通常の5割増に。千波に一波は、通常の2倍近い高波となり、一発大波、土用波(どようなみ)という呼び名があるほどです。

 

 
湘南でも放送されるFm yokohama(横浜エフエム)のラジオ番組では、サーファーに向けた波の高さがアナウンスされます。ヒザ下、ヒザ~モモといったように。

聞き覚えのない言葉に当時は、新鮮さを感じました。ネットラジオで現在は、全国の番組が聴けるようになり、ラジオの楽しみ方も広がりましたね。

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月31日

段取り八分、仕事二分と言われるように、仕事の質と速さは準備(段取り)で決まります。

例えば、外段取りと内段取り。外は、設備を止めずにできる段取り替えのことで、内は、設備を止めなければできない段取り替えのことです。

段取りひとつで、生産時間が短縮できることがあります。

 

 
 
安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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7月31日

基礎級 技能検定(電子機器組立て)に、受験者7人が合格しました。おめでとうございます。

検定は実技試験とともに学科試験が課されます。

実技練習は就業時間中に先輩従業員が指導し、学科は対策動画(多言語対応)を社内で作って、スマホでも学習できるようにしました。

 

 

 

 
受験者からは、実技練習方法や学科対策動画について「ここが良かった」「ここをもっと充実させて」といったフィードバックも。

指導方法や教材の標準化で、教え方や内容が人に依存しないように教育の属人化の是正を意識しました。

また教え方の教育の充実も、今後の課題として挙げられます。

 

 

 

 
 
 
 

 
 
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プリント基板実装、電気機械器具組立の安曇川電子工業

 
安曇川(あどがわ)電子工業です。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、
関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。

 
製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、
企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。

 
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、
関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。

 
プリント基板実装に関して37年(1987年〜)の実績があります。
高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供する安曇川電子工業株式会社へぜひお問合せください。

 
 

 
 

 
 
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