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アドガワエレクトロニクス|9月後半SNS活動|教育・品質・労働環境改善への取り組み2025.10.01

こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。

私たちは、教育研修や製品づくりのこだわり、働きやすい職場づくり、そして企業理念の浸透など、日々の取り組みをSNS(X/旧Twitter)で発信しています。本記事では、2025年9月後半に投稿した内容をダイジェストでご紹介します。企業活動や製造現場の改善事例をまとめてチェックしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 
 

9月16日(火)~19日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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9月16日

当社の裏手には田園が広がります。稲刈りの時期が、気温の上昇からか年々早まっているようです。稲刈りを8月末から始める農家もあり、この時期の田んぼを見渡すと、稲を刈り終えた田んぼの乾いた土色と、実った稲穂の黄金色がはっきりと見て取れます。

 
豊かに実り、その重みで頭を垂れる黄金色の稲穂

 
高島市内の田園風景。田植え前と田植え後の田んぼが見渡せる高台からの風景

 
稲穂は実るほど、自重で穂先が地面に垂れ下がります。実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな。稲穂の様子に例えたことわざは有名で、学問や技能が深まるほど、他人にますます謙虚になる様子をあらわします。仕事でも学問でも熱中して深めていくと、次第に自分自身や他人、世間が見えてきます。

 
ものごとを深めていくと、これまでよりも広がった世間と接することになります。すると、大きくなったつもりの自分の小ささが、一層際立って見えます。それは自分の成長よりも、世間のほうが広く深く、かつ、優れた他者(他社)がいると気づくからです。だからこそ、学べば学ぶほどに、自然に謙虚になっていくのだと思います。

 
黄金色に実った稲穂が重みで穂先をたわませる水田のクローズアップ。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざが示すように、学問や技能を深めるほど謙虚になる様子を象徴している

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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9月17日

事務所の改装工事を9月19日まで実施しています。ご来社のお客さまにはご不便をおかけします。

 
電動工具を使って事務所の改装工事を行う建築作業員の写真。組織のコミュニケーション活性化や生産性向上、スペースの効率化などを目的に、改装工事を経て事務所のフリーアドレス化を推進する

 
事務所の改装工事を9月19日まで実施。改装の目的は、従業員のコミュニケーション活性化、生産性・創造性の向上、スペース効率化、コスト削減、柔軟性確保であり、フリーアドレス化を導入して達成を目指す

 
事務所のフリーアドレス化に向けた改装工事の計画図。デスクの配置や寸法などが手書きで記されており、コミュニケーションの活性化やスペースの効率化を目指すオフィスの再設計の様子がうかがえる

 
改装工事の目的は、
(1)組織内のコミュニケーション活性化
(2)生産性・創造性の向上
(3)事務所スペースの効率化
(4)コスト削減
(5)組織の柔軟性確保のためです。

 
事務所改装工事中の様子。改装工事は、コミュニケーションの活性化、生産性向上、スペース効率化、コスト削減、柔軟性確保が目的。これらの目的をかなえるために今回、改装工事を経て事務所のフリーアドレス化を推進している

 
これらの目的をかなえるために今回、改装工事を経て事務所のフリーアドレス化を推進します。フリーアドレスは、個人専用のデスク(固定席)を持たずに空いている席で働くワークスタイルです。

 
改装工事のため、青いビニールシートで養生されている事務所の廊下

 
事務所改装工事中の廊下。左側に木材の骨組みと青い養生シート、天井からは電気配線が垂れ下がっている。改装工事は、フリーアドレス化によるコミュニケーション活性化やスペース効率化を目的としている

 
事務所に個人専用のデスクを持つ従業員の大半は日中、受け持つ製造現場と事務所を行き来することが多く、事務所内に割り当てられた固定席を十分に活用していないことがあります。こういった従業員の個人専用のデスクをなくす、または減らすことで事務所スペースの効率化、有効活用が期待できます。

 

 

 

 
 
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9月18日

人生時計という考え方があります。人生を24時間に置き換えると、私はいま何時にいるかというもので、年齢を「3」で割り算します。たとえば15歳の中学3年生は、人生の午前5時にいます。長い一日の、人生のスタート地点です。たとえば24歳なら8時、30歳なら10時、60歳なら20時です。

 
ダクト資材を、治具を使って組み立てる従業員

 
60歳で大工職を辞して、当社に入社した従業員がいます。その従業員が、15年間の勤務を終えて今月で退職します。お疲れさまです。先の人生時計で見ると、入社時は20時(=60歳÷3)です。それから人生の5時間(=15年間÷3)を当社で過ごしたことになります。

 
ダクト資材を組み立てる従業員の手元。60歳まで大工職に就き、その後、当社に入社。15年間の勤務を終えて今月で退職する

 
組み立てたダクト資材を、出荷に向けて丁寧に積み上げていく様子

 
当の従業員とは、挨拶を交わしたり話したりする機会がありました。黙々と丁寧に仕事をこなす後ろ姿が印象に残っています。人生と年齢との関係は曖昧なもので、年齢とともに人生が深まるかは別ものです。人生時計という考え方を知ると、一日の時間の使い方と人生が密接に関係していることに気がつきます。

 
製造現場で黙々と組立作業をこなす従業員の後ろ姿

 
 
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9月19日

飲料のコーラは、アドガワエレクトロニクス社内の自販機だと180円ですが、スーパーだと100円前後。ディズニーランドの自販機だと250円で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)だと300円です。同じものでも場所によって商品の価値(値段)は大きく変わります。

 
アドガワエレクトロニクス社内の自販機。コーラが180円で売られている。コーラは、スーパーだと100円前後。ディズニーランドの自販機だと250円で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)だと300円。同じものでも場所によって商品の価値(値段)は大きく変わる。価値に正誤などなく、価値は、それを欲する人と売りたい人の釣り合いである。

 
価値に正誤などなく、それを欲する人と売りたい人の釣り合いです。先のコーラの場合、同じ容量でも売られている場所によって値段が変わります。値段の違いが許容されるのは、商品が売られている場所にも価値を付与した結果、欲する人がその値段でもよいと判断しているからです。

 
だから、ではないですが、環境を変えれば自分の価値も変わると捉えられます。もちろんその前に、自分が今いる場所、今後行きたい場所で求められる、または評価される価値観を知ることが大切で、価値を上げるための努力は欠かせません。

 
 
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9月20日

事務所の改装工事を経てフリーアドレス化を推進しています。打ち合わせ用のテーブルを搬入したり配線を整えたりと、改装工事の途中ですが、さっそく窓際で仕事に集中する従業員がいます。

 
事務所の改装工事を経てフリーアドレス化を推進しています。打ち合わせ用のテーブルを搬入したり配線を整えたりと、改装工事の途中ですが、さっそく窓際で仕事に集中する従業員がいます。

 
事務所窓際の席で仕事に集中する従業員。窓からは、季節の移り変わりが望める。

 
事務所の窓からは、季節の移り変わりが望めます。今年も秋が短そうですね。

 
改装工事中のオフィスで、窓際のテーブルに座ってパソコン作業に集中する従業員。フリーアドレス化を進める中、打ち合わせ用テーブルの搬入や配線整備が行われている。大きな窓からは住宅街の緑と電線が見え、季節の移ろいを感じる秋の風景が広がっている。

 
紅葉した葉が、事務所から見える

 
秋の紅葉した葉が窓の外に見える。フリーアドレス導入に伴い改装中の事務所内。窓際で仕事に集中する従業員が見る風景。

 
 
アドガワエレクトロニクスは滋賀県高島市を拠点に、プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装、挿入実装)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点・自社工場で一貫生産体制を整えています。このブログでは、アドガワエレクトロニクスが製造現場で培った技術や品質管理の取り組み、最新の業界動向をわかりやすく発信します。

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9月22日(月)~26日(金)

 
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9月22日

5S・改善活動の年間提案件数を集計すると、4,768件でした。1人あたり毎月2.89件の5S・改善活動を11か月続けた結果です。(集計期間:2024年10月〜2025年8月末まで。対象従業員数:約150人)

 
電子基板を検査する従業員の様子。青い作業着と白い手袋を着用し、品質管理を徹底する姿が映されている。2024年10月〜2025年8月の11か月間で、約150名の従業員による5S・改善活動の年間提案件数は4,768件に達し、1人あたり月平均2.89件の改善提案が実施された。

 
2人の作業員が、整然とした製造ラインで電子部品の実装、組み立てに集中しています。この職場では、従業員1人あたり毎月2.89件の改善提案を11か月間続け、年間合計4,768件の5S・改善活動を達成しました。

 
「出荷検査工程」と書かれた表示がある製造ラインで、従業員が製品の組み立て作業に集中しています。この職場では、従業員1人あたり毎月2.89件の改善提案を11か月間続け、年間合計4,768件の5S・改善を達成しました。

 
5S活動の目的は、職場を整理整頓して清潔に保つこと自体ではありません。製造業が5S活動に取り組む理由は、作業効率を上げるためであり、安全管理を徹底するためでもあります。また製造現場のみならず、事務所でも5S活動が欠かせず、フリーアドレス化を推進するうえではなおさらです。

 
青い帽子をかぶった作業員が、拡大鏡付きライトの下で電子基板を精密に検査しています。従業員約150人から年間4,768件の改善提案が生まれる5S活動は、製造現場だけでなく、フリーアドレス化に不可欠なクリアデスクを推進する事務所でも実践されています。

 
フリーアドレスでは固定席を設けないため、離席時や終業時には荷物をすべてロッカーに片付けるクリアデスクが基本です。クリアデスクによって、社内がいつも整理整頓された状態になり事務所の美化につながるのはもちろんのこと、書類紛失、情報漏洩の防止など、情報セキュリティ上の利点もあります。

 
緑豊かな窓の外を望むオフィスで、従業員がデスクワークをしています。全社で年間4,768件の改善提案を生む5S活動は事務所でも実践され、クリアデスクの徹底が情報セキュリティの強化にも貢献しています。

 
 
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9月24日

朝晩の気温が下がるにつれて、駐車場の木々が赤みを帯び始めました。

 
秋の気配が漂うアドガワエレクトロニクスの駐車場。雨上がりの地面には、色とりどりの落ち葉が広がる。

 
アドガワエレクトロニクスは、オフィスの改装工事を経てフリーアドレスを推進しています。窓際のテーブルには、秋風の爽やかな響きを受けて仕事に集中する従業員が見えます。紅葉が始まれば、人気の席になるかもしれませんね。

 
秋の気配が漂うアドガワエレクトロニクスの駐車場。駐車場の木々が赤みを帯び始める。

 
オフィスの改装工事を経てフリーアドレスを推進している。窓際のテーブルには、秋風の爽やかな響きを受けて仕事に集中する従業員が見える。

 
 
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9月26日

カップヨーグルトのフタをめくると、めくったフタにヨーグルトが付いていないことに気づきました。メーカーや味にこだわりはないものの、なんとなく同じものをいつも選んできました。いつもとは違うヨーグルトを選んだ結果が冒頭の気づき(驚き)です。

 
ヨーグルトが付着していないカップヨーグルトのフタ。フタの表面には、目視でも凹凸が見える。

 
めくったフタには、ヨーグルトが多かれ少なかれ付いていることが当たり前だったため、ついつい、めくったフタを水で洗ってデジタル顕微鏡で観察してみました。デジタル顕微鏡は普段、プリント基板のはんだ付けの不具合、回路の短絡(ショート)などを観察するのに使っています。

 
ヨーグルトがつかないフタを、デジタル顕微鏡で観察。デジタル顕微鏡は普段、プリント基板のはんだ付けの不具合、回路の短絡(ショート)などを観察するのに使用。

 
デジタル顕微鏡でプリント基板の不具合を観察。はんだ付けや回路の短絡(ショート)を確認。

 
フタを洗ったときも、まるで蓮や里芋の葉に溜まった水滴のように水が滑り落ちていきます。フタには目視でもわずかな凹凸が見え、指を滑らすとざらっとした感覚が残ります。

 
水滴が葉の上を滑り落ちる。蓮や里芋の葉に溜まった水滴のように、フタについたヨーグルトも滑り落ちる。

 
ヨーグルトのフタ。フタには目視でもわずかな凹凸が見え、指を滑らすとざらっとした感覚が残る。このザラつきが、ヨーグルトがフタにつかない秘密。

 
デジタル顕微鏡のモニターを見ると、クレーターに覆われた月面のようにも、浜辺に打ち上げられたサンゴのようにも見えます。

 
ヨーグルトのフタをデジタル顕微鏡で観察。デジタル顕微鏡のモニターを見ると、クレーターに覆われた月面のようにも、浜辺に打ち上げられたサンゴのようにも見える。

 
 

9月29日(月)~30日(火)

 
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9月30日

アドガワエレクトロニクスも賛同|地域環境保全イベント「魚のかんさつ会」

「魚のかんさつ会」を10月19日(日)に開催します。広域たかしま運営委員会が主催するもので、その活動の趣旨にアドガワエレクトロニクスも賛同しています。高島市には田園、水路が広がり、比良山系に降った雪や雨が伏流水となって湧き出ている地域があります。

 
高島市の自然と生き物を学ぶ体験イベント告知ポスター。「魚のかんさつ会」10月19日開催

 

高島市の湧き水と水路に広がる生態系|ウキゴリやドジョウが暮らす自然環境

湧き水の水温は12〜14゚Cと年中ほぼ一定で、そこには、ウキゴリやトウヨシノボリ、ドジョウを始め、たくさんの生き物が生息しています。高島市内で事業を営む当社にとっても、このような豊かな環境を守り、育み、伝える取り組みは欠かせません。

 
湧き水の恵みを表現。比良山系の伏流水が育む高島の自然。

 
高島市内の田園風景。田植え前と田植え後の田んぼが見渡せる高台からの風景

 

生産活動のムダ削減と省エネ改善|環境負荷低減と経済性の両立を目指して

一方で、環境への取り組みは、その成果が社内外に見えにくく、従業員の続けるモチベーションを保ちにくいものです。だからこそKES環境マネジメントシステム(STEP2)を始め、外部の公平な評価基準を取り入れて、従業員への認知、浸透活動を継続しています。

 
KES環境マネジメントシステム(STEP2)の登録証。

 
たとえば、日々の生産活動のムダ(不良率)を減らして限りある資源を有効に活用したり、電気やガスなどのエネルギー使用量を、設備稼働効率を見直して改善したり。身近で当たり前にできることから、環境負荷の低減と経済的な利益の両立を目指しています。

 
アドガワエレクトロニクスの滋賀県工場。同工場では、生産活動のムダ削減と省エネ改善、環境負荷低減と経済性の両立を目指している。

 
 
 

プリント基板実装、電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス|関西・近畿・滋賀

 
アドガワエレクトロニクスは滋賀県高島市を拠点にする会社です。プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装、挿入実装)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点・自社工場で一貫生産体制を整えています。SNSやブログでは、アドガワエレクトロニクスが製造現場で培った技術や品質管理の取り組み、人材育成、最新の業界動向をわかりやすく発信します。

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