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こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。
当社では、毎週異なるテーマを「朝礼のお題」として取り上げています。これは、共に働く同僚がどのような思考や価値観を持っているのかを深く知る、貴重な機会となっています。今週の問いは、「経営的視点を持っている人には、どのような特徴があるか」です。
私が考える経営的視点を持っている(視座を上げて働いている)人の特徴は、自ら考え抜いた決意を「行動」で示し、周囲に影響を「連鎖」させる起点(始まり)になれることです。

目次
多くの企業において、「経営的視点を持って仕事をしよう」というスローガンに対し、従業員側がどこか冷めた「違和感」を抱くケースは少なくありません。この違和感の正体を深掘りしてみると、経営層が「従業員の自発的な成果を引き出すための都合の良い言葉」として利用しているのではないか、という警戒心に起因していることがあります。

一方で、経営的視点を持って仕事をする根本的な理由は、単に組織の目標達成のためだけではなく、他ならぬ「自分自身の市場価値を高め、仕事を面白くするため」でもあります。だからこそ、個人と会社の利害が重なり合う部分では、自律的に視座を上げて働くことも大切です。日々の仕事に取り組む際には、視座を高く持ったほうが面白くなりますし、なによりお客様の期待に応えられる割合も増えます。そういった部分では、個人と会社は互いに協力できます。

「自分のために」経営者目線を持って仕事をする(視座を上げて働く)と、それが結果的に、チームのためにも会社のためにもなります。自分の仕事を面白くするためという内発的な動機こそが、高い視座を持ち続けるための原動力でもあります。
では、この「自分自身のための高い視座」を、どのようにして身につけ、日々の行動に落とし込んでいけばよいのでしょうか。
ビジネス書や生成AI(ジェネレーティブAI)、あるいは専門家(経営コンサルタント)の言葉を借りれば、知識としての「経営的視点(高い視座)」は容易に手に入ります。一方で、簡単に手に入った視点(理念や思想などの抽象的な観念)を「行動」として自ら表現し、周囲に示せるかどうか、さらにその行動を、当たり前に「続けられるか」どうかが難しく、人によって差がつくところです。

口だけの、目標だけの、数字だけの経営的視点はありふれていますが、その視点をどのように行動につなげて表現する(結果を出す)か。外部の言葉をそのまま受け売りするのではなく、自分(自社)の状況に置き換えて納得するまで自分で考え抜かないと行動につながらず、かつその行動も長続きしません。納得するまで自分で考える過程にこそ、意思を持って行動し続けられる源泉があります。

言葉だけで終わる目標ではなく、日々の振る舞いや行動として表現できるか。行動は言葉よりも、相手に印象を残すことがあります。それは、お客様、アドガワエレクトロニクス社内においても同じで、話題のキーワードや感覚的な数字を織り交ぜた経営的視点をいくら説いても、行動し続けている人が与える印象、行動して生み出した結果が、お客様や同僚に与える信頼、信用は他に代わるものはありません。
例えば、当社のような製造業において、経営的視点が試されるのは「社内の小さな緩(ゆる)み」に気づいた瞬間です。
「自分の担当部署ではないから」「自分には関係ない」と見過ごすことは簡単で楽です。一方で、組織の課題や疑問にぶつかるたびに自分で考える習慣を持っていると、「この小さな規律の乱れ(緩み)が、いずれ製品の品質低下を招き、お客様の満足度を下げ、最終的に会社の信用を損なう」という因果関係に思考がつながります。だからこそ、気づいた時にその場で行動を起こせるのです。

人の行動は良くも悪くも周囲に連鎖します。同じ環境で働く時間が長ければ長いほど、お互いの行動は同僚へと影響を及ぼし合います。
経営的視点を持っている人は、単に経営の知識が豊富な人のことではありません。今週の問い、「経営的視点を持っている人には、どのような特徴があるか」に対して、私は、「日々課題や疑問を持ち、自分で考えて行動できること」、そして「周囲への行動の連鎖の起点(始まり)になれること」こそが、その特徴であると考えています。

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