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こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。
基板実装やユニット組立を外部へ委託する際、導入設備や認証取得などのカタログスペックだけでは見えない「現場の規律」や「品質への向き合い方」に不安を感じることはないでしょうか。
当社、アドガワエレクトロニクスでは、技術の磨き込みはもちろん、それを支える教育体制や労働環境の改善こそが、最終的な製品品質を左右すると考えています。
本記事では、2026年2月のSNS発信を通じ、私たちが日々どのような意識で製造現場を動かし、改善を積み重ねているのか。その舞台裏をダイジェストでお届けします。貴社のパートナーとして相応しい、貴社がパートナーに求められる「誠実なモノづくり」の姿勢を感じていただければ幸いです。

目次
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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2月2日
今週は気温が5度を超える日が続きそうです。寒い日が3日続いたあとに4日ほど暖かい日が来るというように、寒暖の差が交互にやってきます。これはシベリア高気圧から届く寒気が、およそ1週間の周期で強まったり弱まったりするためです。寒さがふっと緩む瞬間には、どこか安心感を覚えます。


晴れた日に新雪の上を歩くと、雪の状態によって変わる足音が楽しめます。降り積もったばかりの細かな雪なら「キュッキュッ」と高い音が鳴り、粒が大きくなった「ざらめ」のような雪なら「ザクザク」と削るような音に変わります。

ふと足元に目を向けると、歩道や空き地には、大人の一歩の間に小さな足跡が二つ、三つと並んでいることもあります。冬の冷たい空気の中にあるこうした気づきは、心が和む瞬間でもあります。

基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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2月3日
製造業の品質管理や故障解析において、X線非破壊検査は重要な役割を担います。特に電子部品を搭載したプリント回路板(PCB、printed circuit board)で発生した短絡(ショート)の箇所を正確に把握するために不可欠な手法です。


短絡とは、絶縁されているべき箇所が意図せず接触する現象です。例えば、端子の間隔が狭い部品のはんだ付けで、はんだ量が多すぎると端子間に「はんだの橋」が架かったような状態になります。これは「ブリッジ」とも呼ばれ、異常な通電による部品の損傷や基板への被害を招く恐れがあります。

外観から確認できない内部の短絡も、X線非破壊検査であれば可視化が可能です。ただし、不具合の箇所を特定するには、画像を読み解く知識や経験が求められます。実務においては、「良品」と「故障品」の画像を丁寧に見比べることが、原因箇所特定への手がかりとなります。

基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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2月3日
少ない力で重いものを動かす方法に滑車(定滑車、動滑車)があります。身近な場所では、エレベーターやクレーン車がそうです。また、小学校で習った「てこの原理」も馴染みがあります。




棒などをある部分で支え、ある1点に力を加えることで物体を動かしたり、切ったりすることができます。くぎ抜き(バール)やはさみも、「てこ」の規則性が利用されています。




てこは、棒などを支える(1)支点、力を加える(2)力点、ほかの物体に働きかける(3)作用点の3つの点があることが特徴です。この3点を使うことで、人の力で約2,050kg(2.05t)もある表面実装機を、ハンドパレットトラックのフォークが入り込む程度に、安全に持ち上げられます。



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2月5日
環境委員会からのお知らせです。いつもの休憩時間を、特別にするイベントを開催します。
[いつ]2月9日(月)~、休憩時間
[どこで]食堂・休憩室・事務所の3箇所
[なにを]マイボトル持参で、コーヒー・紅茶・クッキー・チョコが楽しめます



仕事の話はちょっと置いておいて、ひと息つきませんか? お気に入りのマイボトルを片手に、同僚と雑談を楽しむ。そんな何気ない時間も大切です。



この取り組みは、SDGsの「目標12:つくる責任 つかう責任」にもつながっています。ゴミを減らして、心を満たす。そんな「気持ちよい職場」を、みんなでつくりましょう。




基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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2月11日
多層基板の断面を観察すると、銅箔、プレーン層(または配線層)、プリプレグ(Prepreg)と呼ばれる絶縁体層(深い緑色の箇所)を挟み込むことで基板の多層化が成り立っているのが分かります。

プリント基板の層数が増えると、構造が複雑化して設計や製造コストが上がります。一方で、電源線や一般信号線を内層に潜らせることができるため、基板表裏に広い実装スペースが確保できます。
多層基板は、電子部品の実装密度を向上できることがメリットの一つで、スマホをはじめ、電子機器の小型化・高性能化に欠かせません。

基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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2月11日
アルミニウムは空気にさらすと、表面に酸素分子がバラバラにくっつき凸凹の状態になります。この凹凸に光が乱反射して「くすみ」として見えることがあります。アルミニウムでできている1円玉の「くすみ」の原因はこれです。

一方で、iPhoneなどの一部のスマホの表面もアルミニウムでできていますが、10年近く経ってもきれいに保たれています。1円玉とスマホの表面の違いはなんでしょうか。

一部のスマホの表面には、酸化皮膜を形成するアルマイト加工(陽極酸化処理)が施されています。アルマイト加工は、「めっき」と並ぶ表面処理ですが、めっきが対象物の表面に金属皮膜を成長させるのに対して、アルマイト加工は、アルミニウムの表面に成長被膜、素材自体に浸透被膜を形成します。
アルマイト加工は、素材自体に浸透して一体化する性質を持つため、剥がれにくいという利点があります。一方で、過度な熱によるクラック発生や柔軟性に欠けるといった耐熱性・加工性における注意点もあります。
日本の研究者によって発明されたこの手法は、工業製品の機能性と美観を支えています。
本記事の内容をさらに深く理解するために、ぜひ以下の記事もご覧ください。関連するトピックや補足情報、より包括的な知識を掲載しております。
・プリント基板の製造におけるめっき(メッキ)とは?種類や目的について
プリント基板の「めっき」とは? 導電性付与やはんだ濡れ性向上など、製造に欠かせない目的と種類を徹底解説。銅・金・ニッケル・錫など材料ごとの特性比較から、スルーホール形成の仕組み、RoHS指令等の環境規制まで、実務に役立つ知識を網羅しました。
プリント基板の表面処理の目的とは? OSP、はんだレベラー、無電解金めっき(ENIG)など代表的な6つの種類をプロが徹底解説。酸化を防ぎ、はんだ濡れ性を確保するための適切な選び方を、コストや保管期間の比較数値とともに紹介します。
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2月12日
銅(Cu)は、銀(Ag)に次ぐ高い電気伝導性と熱伝導性を持ちながら、経済性と加工性に優れています。そのため、電線やコネクタ、端子、プリント基板の回路パターンなどの電子部品、ヒートシンクなどの放熱部材として幅広く利用されています。

プリント基板の「ランド(パッド)」表面や挿入実装に用いる「スルーホール」内部も銅めっきされているため電気伝導性を持ちます。しかし、高い反応性ゆえに「酸化」が避けられません。

プリント基板に用いられる銅の表面が酸化すると、部品実装時のはんだ付け性が損なわれたり、接触抵抗が増大したりするため、水溶性プレフラックスで表面処理を行い銅回路部分を酸化から守ることが大切です。


また黒色の酸化銅は、10円貨の黒ずみとしても身近です。銅が酸素と結びつくと、元の赤褐色から黒色の酸化銅へと変化します。さらに長期間、湿気や二酸化炭素にさらされると、青緑色の錆である緑青([ろくしょう]塩基性炭酸銅など)が発生します。

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2月24日
高島市で開催された滋賀県主催イベント「こどなBASE(しがのおしごとずかん)」に初参加しました! 参加にあたって掲げたテーマは「見えない技術を、見えるやりがいに」。


技術部・品質管理部のメンバーが中心となり、普段は製品の中に隠れているプリント基板の役割を、子どもたちと一緒に考えました。

・デジタル時計を分解して中身を観察
・LEDが光る! 通電体験で回路を知る
・「情報の翻訳」で専門技術をわかりやすく

子どもたちの質問から得たヒントは、製品説明や顧客対応にも活かせる内容です。

・【活動報告】地域のこどもたちと「仕事の役割」を考える:こどなBASE 参加レポート
滋賀県主催「こどなBASE(しがのおしごとずかん)」に参加したアドガワエレクトロニクスの活動レポート。おもちゃの分解やプリント基板の通電体験を通じ、子どもたちに「技術のやりがい」をどう伝えたか?
低学年・高学年別の反応や、専門用語を噛み砕く「情報の翻訳」など。CSR・SDGsに留まらない、社内エンゲージメント向上と地域連携の成果を報告します。
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2月25日
来週からはいよいよ弥生3月の始まり。湿度がまだ低く、風が強い春先は、火災の多い時期でもあります。1日(日)から7日(土)は、春季火災予防運動期間です。


・消防庁「防火管理ガイドライン」を読み解く:製造業の信頼性を支えるBCPと5S活動の再定義
大規模倉庫の防火管理ガイドライン(消防庁策定)に基づき、製造現場が取り組むべき実効性の高い安全対策を解説します。リチウムイオン電池の火災リスクや5S活動、チェックリストの活用法など、供給責任を果たすためのBCP対策を専門的視点でまとめました。信頼される防火体制の構築にご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
私たちが教育研修や環境改善の発信を続けるのは、それらがすべて「お客様へお届けする製品の安定性」に直結すると考えているからです。一見、製造とは直接関係のないように見える日々の対話や5S活動のひとつひとつが不具合を防ぎ、納期を守り、そして付加価値の高い提案を生む土壌となります。
「モノづくりから、ものがたりへ」。お客様の大切な設計思想を形にするパートナーとして、私たちはこれからも現場の「人」と「技術」を磨き続けてまいります。実装に関するお悩みや、具体的な改善事例をお探しの方は、ぜひお気軽に「技術ハンドブック」のダウンロード、またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
・試作から量産への移行でトラブルが多い
・委託先(基板実装会社)との意思疎通に時間がかかる
その結果、製造コストが膨らむ
アドガワエレクトロニクスがまとめた「技術ハンドブック」には、基板設計・実装におけるコストダウン事例や品質向上のノウハウを多数掲載。量産を前提とした試作の進め方や、VE提案による改善事例もご紹介しています。
・量産時の失敗コストを削減
・製品価値を高める改善提案のヒントを獲得
・基板実装 委託先選定の判断材料 といった実践的な事例を掲載しています。
技術ハンドブックを、製品開発の加速とコスト競争力強化に、ぜひお役立てください。ダウンロードは、⇒ 特設サイトから
関西・近畿を拠点に、プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装〔SMT〕、挿入実装〔THT〕)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立までを一貫提案するアドガワエレクトロニクスです。
このブログでは、「モノづくりから、ものがたりへ」をコンセプトに、製造工程における「技術」と「人」にフォーカスします。品質教育やベテランから若手への技術承継、そして私たちの日常と社内文化をお届けします。
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日々の取り組みを取材し、発信していて強く感じるのは、「顧客満足(CS)」を語る前に、「従業員満足(ES)」が不可欠であるということです。

従業員が自分の仕事に誇りとやりがいを持って働いてはじめて、高品質な製品・サービスが生まれ、結果として顧客満足につながると確信しています。

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