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こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。
基板実装やユニット組立の委託先を選定する際、設備一覧やISO認証といった「数値化できる指標」だけでは測れないものがあります。それは、トラブルを未然に防ぎ、効率を最大化させるための「現場の思考プロセスの深さ」です。
この記事では、10月後半にソーシャルメディアで発信した改善活動や品質教育、マネジメントの視点をダイジェスト形式でまとめました。単なる作業の記録ではなく、私たちが何を考え、どのように品質の維持・向上へ取り組んでいるのか、その舞台裏をご紹介します。
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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10月19日
日々の話題やニュースに、自分たちの仕事との関連性、接点を見つけることが習慣になっています。たとえば、以下のウォークマンの例だと、単に価格の高さに驚くだけでなく、「なぜその価格設定になるのか」という背景へ思考を展開します。
ウォークマンの旗艦モデルが11月27日に65万5,000円前後で発売されます。高額な価格設定の背景には「ウォークマン」ブランドの価値だけでなく、細部に至る高音質化設計が存在します。

ハイエンド機器では単なる回路図上の論理設計にとどまらず、物理的な実装層まで追求した最適化が施されています。
筐体設計では、酸化を防ぎ低抵抗な接触を長期間保つ金メッキを施した無酸素銅を背面カバーへ採用しています。さらに筐体を固定するビスにも金メッキ処理を施すことで、接点部の接触抵抗を下げ、グラウンド電位の揺らぎやノイズ発生を抑制するなど、物理層での対策が徹底されています。
電源部では、電力供給用コンデンサーを前世代の1基から2基へ増やし、デジタル用とアナログ用に分散配置しました。この独立電源設計により、各回路へのノイズの回り込みを阻止すると同時に、大電流が必要な場面での急激な電圧低下を防ぎ、安定した電源供給を実現しています。
この電源供給機能の強化は、音の強弱や急激な周波数変化に対する応答性能(過渡応答)を向上させます。電圧降下に起因する音の濁りを排除することで、音の立ち上がりが安定し、高音から低音まで伸びやかでスムーズな再生を可能にしています。

価格の根拠を調査すると、金メッキを施した筐体設計や専用ビス、電力供給用コンデンサーの増設など、音質向上を追求した仕様変更が見えてきます。ここで思考を止めず、「なぜ金メッキの施工やコンデンサーの増設が音質の向上へ寄与するのか」という技術的な疑問まで深掘りします。
その理由を不思議に思って自分で調べ、人に説明できるまで理解を深めることができるか。この探究の繰り返しが、仕事の精度や再現性を高めて提案力につながり、将来的に仕事の「上手さ」として成果にあらわれると考えています。
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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10月20日
モノや事象は、それ単体を見て考え込むよりも、時間をずらしたり別の個体と比較したりすることで、その差が明確になります。この比較手法は、製造現場での問題解決に欠かせません。
新規ラインの立ち上げでは、立ち上げ前(設計段階)の想定値と、立ち上げ後(量産開始後)の実測データを対比します。これにより、連続稼働に伴う発熱や工程の停滞をはじめとする「想定外のギャップ」を特定できます。基準との差を明確にすることで、課題に対処できます。

この比較は特別なものではなく、日常の中でも無意識に取り入れています。差が明確になるという例では紅葉の観察が挙げられます。去年(2025年)の同時期に撮影した写真と今年の状態を見比べることで、葉色の移り変わりの違いが分かります。

例年なら風が冷たく感じられる時期ですが、本日は春を思わせる陽気で、半袖の制服でも過ごしやすいです。紅葉は、最低気温が8℃以下になると色づき始め、5℃以下の日が続くと一気に進みます。色づきの遅れを見ると、今年は去年に比べて秋口の気温が高く推移していることが分かります。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
私たちが教育研修や環境改善の発信を続けるのは、それらがすべて「お客様へお届けする製品の安定性」に直結すると考えているからです。一見、製造とは直接関係のないように見える日々の対話や5S活動のひとつひとつが不具合を防ぎ、納期を守り、そして付加価値の高い提案を生む土壌となります。
「モノづくりから、ものがたりへ」。お客様の大切な設計思想を形にするパートナーとして、私たちはこれからも現場の「人」と「技術」を磨き続けてまいります。実装に関するお悩みや、具体的な改善事例をお探しの方は、ぜひお気軽に「技術ハンドブック」のダウンロード、またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
・試作から量産への移行でトラブルが多い
・委託先(基板実装会社)との意思疎通に時間がかかる
その結果、製造コストが膨らむ
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関西・近畿を拠点に、プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装〔SMT〕、挿入実装〔THT〕)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立までを一貫提案するアドガワエレクトロニクスです。
このブログでは、「モノづくりから、ものがたりへ」をコンセプトに、製造工程における「技術」と「人」にフォーカスします。品質教育やベテランから若手への技術承継、そして私たちの日常と社内文化をお届けします。
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