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こんにちは。アドガワエレクトロニクスの公式ブログへようこそ。
基板実装やユニット組立の委託先を選定する際、設備一覧やISO認証といった「数値化できる指標」だけでは測れないものがあります。それは、トラブルを未然に防ぎ、効率を最大化させるための「現場の思考プロセスの深さ」です。
本記事では、6月後半にソーシャルメディアで発信した改善活動や品質教育、マネジメントの視点をダイジェスト形式でまとめました。単なる作業の記録ではなく、私たちが何を考え、どのように品質の維持・向上へ取り組んでいるのか、その舞台裏をご紹介します。
目次
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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6月15日
いくつもの会社を見ていると、建物の「築年数の古さ」と「清潔さ」は別物だということが分かります。

古い建物(職場)でも、清潔に保たれて居心地が良い場所はあります。建物が汚れる原因は、日々の手入れの有無です。だからこそ、築年数が浅い建物でも手入れを怠れば汚れます。

また、建物(職場)の汚れは、そこで働く自分たちの気持ちやチームの状態を表すサインだと気づきます。なぜなら、掃除が行き届かないときは、周囲の環境やメンバーの動きを見る余裕がなくなっているからです。このちょっとした配慮や注意力の不足が、仕事の至るところに影響を与えていると感じます。
与える変化は、(1)共有スペースが乱れると声かけなどの情報連携(コミュニケーション)が少なくなること、(2)互いへの気配りが減って職場の雰囲気がギスギスすること、(3)職場の汚れへの無関心が、作業ミスやお客様への不手際に繋がることです。
一見すると、毎日の清掃と仕事の成果には直接的な関係がないように思えるかもしれません。ただ、振り返ると、職場が整っているときほどチームの連携もスムーズです。身の回りの環境を清潔に保つことは、自分たちの働きやすさと仕事の質を高めるために欠かせないと感じています。
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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6月16日
2026年版の「中小企業白書」と「小規模企業白書」が4月に公開されています。両書は日本の中小企業の動向や経営課題、国の施策方向性を網羅した報告書です。
全企業の99.7%を占める中小企業の現在地と未来の処方箋が、客観的なデータに基づいて示されており、経営の指針として広く活用されています。
単なる統計集に留まらず、高齢化や資金繰り、地域課題といった現場のミクロな課題に焦点を当てています。課題認識のヒントとして、丁寧な取材に基づく具体的な企業事例やコラムが豊富に掲載されている点が特徴です。多角的な視点や実践的知見を得られるため、実務や情報発信の素材としても有効です。
例えば、両書が示す「事業中断リスクへの具体策」として、BCP(事業継続計画)の策定が挙げられます。しかし、計画のみでは有事に機能しないため、訓練を欠いては成り立ちません。


地震やサイバー攻撃への対応手順を計画し、教育で周知する「策定と運用の両輪」があって初めて、早期復旧が可能です。


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6月17日
製造業においてクレームをゼロに近づける鍵は、日常と異なる「何か」が発生する「変化点」の制御です。具体的には、日本語の「初めて」「変更」「久しぶり」の頭文字をとった「3H」というフレームワークを用います。この変化点を事前に捉え、システム的に管理することが品質保証の第一歩です。

多くの品質不良は日常と異なる作業が発生した瞬間に集中します。例えば電気検査工程において、今月から新たな(初めての)作業者が加わる状況は、4M(人・機械・材料・方法)における「人(Man)」の変化点に該当します。

この際、手順の未習熟や手順書にない「勘所」の欠如がミスを誘発します。

変化点のリスクを未然に防ぐには、作業者の自発性に依存せず、管理者が主導して「該当時は初品確認を自動的に組み込む」といった不変のルールを構築する必要があります。個人の申告漏れという不確実な要素を排除し、工程内でエラーを強制的に遮断する仕組みこそが、当社の目指す現場の姿です。

この構築された仕組みを現場に定着させる土台となるのが「心理的安全性」です。ルールに潜む不備や作業中の迷い、ヒヤリハットを隠さず即座に共有する組織風土があって初めて、仕組みは形骸化せず機能します。結果として、持続的にクレーム発生率を引き下げる体系が完成します。

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6月18日
書籍「まんがでよくわかるシリーズ仕事のひみつ編『公認会計士のひみつ』」(株式会社 Gakken)には、「職業的懐疑心」という言葉が登場します。これは、誤謬(ごびゅう)や虚偽表示の可能性に注意し、監査証拠を鵜呑みにせず、客観的に検証する姿勢を指します。
この姿勢は会計・監査の世界にとどまらず、製造業(エンジニアリング)の品質管理にも通じます。なぜなら、どちらも「思い込みを捨て、提示された事実が本当に正しいのかを自分の目で確かめるプロセス」が必要不可欠だからです。


・鵜呑みにしない姿勢が課題解決につながる。会計・製造・学問を貫く「確かめる力」
会計・製造・学問に共通する課題解決の本質「確かめる力」を紹介します。常識や相手の思い込みを鵜呑みにせず、「なぜ」を繰り返して提示された事実を検証する姿勢こそが真の課題発見に不可欠です。福澤諭吉の『学問のすすめ』や地域イベントの事例を交え、働く面白さと成長のヒントを紐解きます。
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6月19日
社内に「犯罪被害者支援自動販売機」を設置しています。この自動販売機は、飲料の売上の一部が「公益財団法人 おうみ犯罪被害者支援センター(OVSC)」へ寄付される仕組みです。

設置の背景には、同センターの「犯罪の被害にあわれた方が孤立して苦しむことのない社会を」という理念に、当社代表が共感したことがあります。
従業員が日常のなかで気兼ねなく支援活動へ参加できるとともに、同センターの活動に対する社内の関心を高める契機となっています。
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6月23日
当社アドガワエレクトロニクスでは、毎週異なる質問を朝礼のお題として取り上げています。これは、一緒に働く同僚の思考や価値観を知る機会となっています。今週の問いは、「相手の立場に立って行動した経験にはどのようなものがあるか」です。
この問いかけからは、相手を思いやった行動が仕事の成果や喜びにつながったという「成功体験」を共有する狙いが見えます。しかし、相手を思ってとった行動が、皮肉にも裏目に出てしまうことがあります。それが「良かれと思って」の落とし穴です。

以下の記事では、「良かれと思って」が招く製造現場のリスクとともに、従業員個々の善意を、確実な成果や改善(カイゼン)へとつなげる方法を紹介します。
・「良かれと思って」が招く落とし穴。従業員個々の善意を確実な「顧客満足」へつなげる方法
「良かれと思って」が招く、製造現場の不具合の落とし穴。善意の独断は品質のばらつきなど3つのリスクを生み出します。現場の熱意を空回りさせず、確実な成果やカイゼンへと変えるカギは行動前の相談と共有。組織の仕組みと調和させる環境づくりを伝えます。
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6月23日
五風十雨(ごふうじゅうう) とは、5日ごとに風が吹き、10日ごとに雨が降る順調な天候をいい、世の中が平穏無事であることのたとえです。
事務所の窓からは風が入り込み、室温は23度と少し肌寒さを感じます。高島市は明日(24日)から週末にかけて傘の手放せない天気が続きそうです。
雨の日はスニーカーが濡れてしまい、なかなか乾かないのが困りものです。そんなときは、ガラス瓶が頼りになります。
濡れたスニーカーに乾いたタオルやクシャクシャに丸めた新聞紙を詰めて、それを立てたガラス瓶の首(ボトルネック)に差し込んで日向に置いておくだけです。ガラス瓶が、吸収した太陽の熱をスニーカーの内側から伝えます。スニーカーを壁に立てかけて干すよりも、ずっと早く乾きます。
製造ラインのボトルネック(制約条件)は、生産性を低下させる厄介な存在です。でも、濡れたスニーカーを乾かすときのボトルネック(ガラス瓶)は、頼もしい味方です。

最後までお読みいただきありがとうございます。
私たちが教育研修や環境改善の発信を続けるのは、それらがすべて「お客様へお届けする製品の安定性」に直結すると考えているからです。一見、製造とは直接関係のないように見える日々の対話や5S活動のひとつひとつが不具合を防ぎ、納期を守り、そして付加価値の高い提案を生む土壌となります。
「モノづくりから、ものがたりへ」。お客様の大切な設計思想を形にするパートナーとして、私たちはこれからも現場の「人」と「技術」を磨き続けてまいります。実装に関するお悩みや、具体的な改善事例をお探しの方は、ぜひお気軽に「技術ハンドブック」のダウンロード、またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
・試作から量産への移行でトラブルが多い
・委託先(基板実装会社)との意思疎通に時間がかかる
その結果、製造コストが膨らむ
アドガワエレクトロニクスがまとめた「技術ハンドブック」には、基板設計・実装におけるコストダウン事例や品質向上のノウハウを多数掲載。量産を前提とした試作の進め方や、VE提案による改善事例もご紹介しています。
・量産時の失敗コストを削減
・製品価値を高める改善提案のヒントを獲得
・基板実装 委託先選定の判断材料 といった実践的な事例を掲載しています。
技術ハンドブックを、製品開発の加速とコスト競争力強化に、ぜひお役立てください。ダウンロードは、⇒ 特設サイトから
関西・近畿を拠点に、プリント基板・電子部品調達〜基板実装(表面実装〔SMT〕、挿入実装〔THT〕)、コーティング、エージング試験、電気機械器具組立までを一貫提案するアドガワエレクトロニクスです。
このブログでは、「モノづくりから、ものがたりへ」をコンセプトに、製造工程における「技術」と「人」にフォーカスします。品質教育やベテランから若手への技術承継、そして私たちの日常と社内文化をお届けします。
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当社の雰囲気、社内文化をより身近に感じていただけるよう、ソーシャルメディアでも日々の様子を発信しています。よろしければ、私たちの日常を少しだけ覗いてみてください。
日々の取り組みを取材し、発信していて強く感じるのは、「顧客満足(CS)」を語る前に、「従業員満足(ES)」が不可欠であるということです。

従業員が自分の仕事に誇りとやりがいを持って働いてはじめて、高品質な製品・サービスが生まれ、結果として顧客満足につながると確信しています。

担当者から御社に最適なご提案をさせていただきます。