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1月後半 SNSダイジェスト。人材教育、製品品質、労働環境 … 取り組みを発信2025.01.31

こんにちは。安曇川(あどがわ)電子工業です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 
安曇川電子工業は、教育研修、製品品質、労働環境、理念浸透 … 日々の取り組みを、SNS(X、旧twitter)で発信しています。1月後半の投稿ダイジェストを今回、テキスト、写真とともに紹介します。

 

 
 

1月14日(火)~18日(土)

 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月14日

全社集会を実施しました。全社一丸となって取り組むことのひとつに5S活動があります。

5S活動の
(1)整理、
(2)整頓、
(3)清掃、
(4)清潔、
(5)しつけ は、
あたりまえのことを、あたりまえに実行することですが、組織的に行動し続けるのは、簡単なようでむずかしいです。

 

 

 

 
これらの5つの行為(5S活動)を従業員が習慣にして組織に定着させると、組織に目に見える変化をもたらします。

当社は、その変化の過渡期にあります。過渡期は、物事(意識)の移りかわりの最中で、まだ安定していない時期です。つまり、よい方にも、そうでない方にもころぶという時期です。

 

 

 

 
組織の意識が移りかわる最中に、従業員に届けたいのが、社長をはじめとする、経営層自身のことばです。

どこかから引っ張ってきたことばではなく、その人自身が考えて、感じて、従業員に伝えたいことばです。

その人自身がしぼり出したことばは不思議と、聞いてる従業員も真剣になるものです。

 

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月16日

雪がちらつく高島市です。しみ入るような寒さや冬枯れの風景がさみしくもありますが、春を告げる山菜のひとつ「ふきのとう」が芽吹く時期です。

独特な芳香とほろ苦さがあり、和え物や天ぷらなどでいただく春のごちそう。雪解けと共に芽吹くので、収穫できる時期は1〜3月と地域によっても異なります。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月16日

雪が積もり、路面に氷が張る冬の車通勤は、高島市に長年住んでいる従業員でも怖いものです。それがバイクとなるとなおさらです。転倒の恐れがある冬季間のバイク通勤は控えたいものです。

ただ、吹雪でも休まずにバイクを運転している人たちがいます。それは、郵便局員のみなさんです。

 

 
冬季間はオフロードバイクに乗り換えて配達されているのかと疑問をもって見てみるも、普段のバイクと同じよう。調べてみると、高島市のような降雪地域のバイクには2つの秘密があるようです。

ひとつはタイヤです。高島市では冬季間、車のタイヤをスタッドレスタイヤにするのがあたりまえです。ただ、バイクのタイヤはスタッドレスタイヤではなく、スパイクタイヤのようです。

 

 
「スタッドレス」とは「スタッド=鋲(びょう)がない」という意味ですが、郵便バイクのタイヤは、鋲がついたスパイクタイヤです。グリップ力がスタッドレスより期待できるスパイクタイヤのほうが雪道も安心です。

 
もうひとつは、郵便局員の寒さ対策です。ハンドルにはフードやヒーターがついており、真冬でも手元が暖かいそう。

いずれにしても、たいへんなおしごと。毎日、ありがとうございます。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月17日

突然の災害で、電気もガスも水道も使えない ……。「もしも」のとき、家族や従業員をどう守るか。

 

 

 
災害時には行政機関も被災しかねず、公的支援や救助には限界もあります。せっかく防災用品をそろえていても、災害時に埋もれて使えないことは十分にありえます。

東京都が発行する「東京くらし防災」「東京防災」には、個人が災害から身を守る実践的な方法が盛り込まれています。

身の回りのものがいかに使えるかを知るだけでも、被災時に「そういえば」と思い出して役立つことがあります。

 
高島市ではこの時期、寒さ対策を充実させることが欠かせません。たとえば、ビニール袋に穴を開けてコートのようにかぶり、身体に梱包材や空気が入った緩衝材を巻きつければ暖かくなります。

自宅で被災するとは限りません。車の中や屋外、勤務中かもしれません。従業員の「自助」「互助」を追求した視点は、企業でも参考になります。

 

 

 
「東京くらし防災」・「東京防災」の閲覧

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月17日

モノづくりの現場から始まった、整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)を徹底する5S活動があります。

5S活動は、組織の活性化や保全、作業効率、教育訓練、利益向上、無駄の排除などを目標にしており、モノづくりの現場だけでなく医療の現場でも2000年ごろから取り組まれています。

 

 

 

 
病院や歯科医院の受付や診療室なら、複数のスタッフが「いつ見ても同じところに同じ物がある」という職場環境、整理整頓された診療録(カルテ)が思い浮かびます。

後片付けは次回の準備でもあり、5S活動で環境改善が図れれば、薬や用具の間違い、連絡ミスがなくなり医療事故防止に繋がります。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月18日

YAMAHAのYSM20Rを導入して、生産効率を高めています。

表面実装機(SMT)は、基板の指定位置に半導体をはじめとする電子部品を高速で実装(搭載)する装置です。

ノズルで電子部品を吸着して、カメラで吸着位置のズレを認識、補正して(ピカッと光る場面)、基板上に正しい位置、向きで実装します。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月18日

仕事にかぎらず、決めたことをやり抜くにはどうすればよいか。そんな問いかけをされました。

決めたこととは、向かう先(目標)です。目標にたどり着くまでには、乗り越える壁があります。ただ、行く手を阻(はば)む壁は、急に現れるものではありません。

壁は、それまで後回しにしてきたことです。

 
たとえば、目標を達成するために必要とわかっていても、手をつけてこなかった(準備してこなかった)ことです。

私は、いずれぶち当たる壁の存在を以前から(遠くから)感じていながらも、いざ壁の前まできて初めて、その壁の大きさに途方にくれるということを何度も経験してきました。

 
壁はすでに見えていることで、問題は壁の大きさよりも壁までの距離、壁に当たるまでの時間です。

壁が目の前まできてからもがくのではなく、すでに遠くに見えている壁をどう乗り越えるか、その準備が大切です。

 
2025年の大学入学共通テストが18日、始まりました。

 

 
 

1月20日(月)~24日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月20日

南極には日本の観測基地が4つあり、昭和基地は、そのひとつです。第1次南極地域観測隊が1957年1月29日、東オングル島(南極大陸リュツォ・ホルム湾)に開設しました。昭和基地は世界の気象観測網の拠点で、約30名の隊員が1年間、観測活動を行っています。

 
観測隊|南極観測|国立極地研究所

 
観測隊の活動を見ると、建物のなかが整理整頓されている様子がわかります。通信担当者が、隊員の所在確認をホワイトボードやマグネットを使って整理、見える化したり、通年で行う観測や基地の設備を支える業務は、現在の隊員から交代する次の隊員へ引継ぎが行われたり。

隊員・同行者の役割や所属を見ると、さまざまです。習慣や価値観が一人ひとり違うなかで、皆が基地内で統一されたルール(しつけ)を守るのは大変なこと。それは会社でも同じです。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月21日

自分の役割を見つけようと、全うしようともがくなかで、失敗は数知れずあります。

未経験の仕事に接するうえでは特に、一緒に働く人に迷惑をかけ、サポートを受けながら少しずつですが視野が広がり、できることが増えてきました。

 
自分の仕事は、全体の仕事の流れ、工程を俯瞰したときにどこにあるのか、何を考えて仕事をしなければならないのか。

そんな視点を持ちながら、失敗しても、迷惑をかけても、謝り、対話しながら前向きな気持ちを持ち続けていると、社内外に味方が、少しずつですが増えていくように思います。

 
新入社員が今週から、製造現場に加わりました。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月22日

お客さまとの接点が、ウェブサイトを介して増えています。お客さまと仕事を始めるにあたっては工場監査が欠かせません。

工場監査は、お客さまが求める生産管理体制が安曇川電子工業に構築されているか、そのうえで製品品質が保証できるかを確認、是正するためのものです。

 

 

 

 
工場監査はまた、お客さまと安曇川電子工業のズレを、従業員が知る機会でもあります。

お客さまと当社のズレは、品質管理に対する意識の甘さであったり、現場と営業、品質管理部門の意思疎通、情報展開の不備であったり。

 

 

 

 
工場監査ではときに、現状に疑問を持たず、慣習で仕事をしている点を指摘され、従業員からは情けないといった、次につながる感情が漏れます。

いくら会議やセミナーに時間を割いて生産効率や組織の仕組みをあげつらっても、どこか他人ごとで済ませていた従業員の自分自身に対する素直な気持ちです。

 

 

 
どこも従業員に当事者意識を持てといいます。当事者意識は決定権限を従業員に、徐々に委譲することから芽生えます。

お客さまと向き合い、不備を指摘され、恥をかき、喜んでいただく。それらを経て初めて、当事者意識とは何かが議論できます。

お客さまを知らないままでは、当事者意識は育ちません。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月23日

安全衛生委員会を、労働安全衛生法に基づいて設置しています。委員会では毎月、季節や業務に応じた議題を、現場から委員会に提案したり、委員会から現場に周知したりしています。

今月は、危険予知訓練(KYT)を取り上げました。危険予知訓練とは何か、まずは委員から事例を取り上げて学びます。危険予知訓練(KYT)は、製造現場にひそむ危険を見越して、その危険要因を取り除く方法です。

 

 

 
KYTは、危険、予知、トレーニング(訓練)の頭文字をとったもので、4つの区切りで進めます。

(1)どんな危険がひそんでいるか
(2)危険のポイント
(3)あなたなら、どうする
(4)私たちは、こうする

 
委員会では社内の危険要因を取り上げて、危険のポイントと対策を議論しました。自社の危険要因を取り上げることで、委員の安全意識も前のめりになります。

たとえば資材棚の傾きを議論した際には、棚の強度補強をはじめ、段ごとに荷重を分散させる、重たいものは下段になどの考えを出し合いました。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月24日

アメーバ経営は、組織を小集団に分けて、独立採算制で運営する経営管理手法です。集団ごとにリーダーを任命し、収支を明確にすることで従業員の経営者意識を高めます。一方で、他の部署は関係ないといったセクショナリズム(排他主義)が醸成されやすいことも見逃せません。

 

 
セクショナリズムは、自部門の利益ばかりにこだわり、排他的な傾向となる状態です。アメーバ経営の短所であり、部署間の連携希薄を防ぐため、当社は事業間シナジーの醸成に取り組んでいます。シナジーは相乗効果のことで、それぞれの部署が単独で活動したとき以上の効果が生まれることを指します。

 
相乗効果は、人員、ノウハウ、設備、技術などの機能を二重三重に活用することで、効率や利益を高める効果です。現場に落とし込むと例えば、改善事例やトラブル事例の水平展開です。いち部署だけで、事例を留めるのではなく、展開してこそ相乗効果が生まれ、切磋琢磨できる関係が築けます。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月24日

QCサークル活動(小集団改善活動)を実施しています。改善活動を継続するうえでは、経過や成果を発表する場が大切です。それは、発表準備の過程で、思考がひとつずつ整理できるからです。

 

 
相手にわかるように伝える思考の言語化は、現場リーダーに欠かせません。もしも自分の考えや成果を、相手がわかるように言葉にできないのなら、考えがまだ整理できていないということです。

 

 
当社のQCサークル活動(小集団改善活動)のポイントは、改善活動の水平展開です。水平展開(Horizontal Deployment)は、ある課で得られた知見や能力、技術、ノウハウなどを、社内のほかの課にも共有し、適用することです。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月24日

品質を顧客が求める基準に保つために、QCサークル活動(小集団改善活動)を実施しています。品質管理に求められることは、生産工程を管理し、不適合品の発生を抑えることです。QCパトロールで、不適合品の発生につながる要因が見つかれば、品質管理課が現場と一緒になってPDCAを回し、改善に努めます。

 

 
品質管理課はともすると、現場の生産効率と製品品質のはざまに立つことがあります。相手が機械であれば、きちんと筋道を立てて考え、指示を出せば、正しく動きます。一方で、それが人であれば、正論だけでは理解し合えません。

 

 
顧客に、品質を満たした製品を届けるという目的は、品質管理課と現場で共有していても、立場の違いからわずかなズレが生じることがあります。品質管理課は、立場の違いから生じるわずかなズレを埋めるために、まずは現場の話を肯定的に受け⽌めたうえで、提案や議論することを⼤切にしています。

 
⼈間関係のトラブルの多くは、互いの合意のない期待から⽣まれます。それは生産現場であっても同じです。相⼿に伝わるまで話すこと、分かるまで聞くことを通して、互いの期待を明確にし、ズレを埋めることを⼤切にしています。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月24日

日没の時間が少しずつ遅くなっています。
高島市の、今日(24日)の日没時刻は17時16分です。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月24日

品質管理課からのアプローチだけでは、現場従業員の自覚や自発性を刺激できず、従業員のやらされ感の原因になります。

当社では、なぜその工程が必要か、どうすれば不具合を減らせるかなど、品質管理課と現場従業員が議論を交わす機会を設けることで、品質、改善、5Sについての認識を深めています。

 

 

 

 
品質、改善、5Sについての議論を通じた「気づき」が、品質管理課と現場従業員の合意形成につながります。

その結果、従業員同士の、従業員と会社の向かう先(ベクトル)がそろうようになります。

 

 

 

 
 

1月27日(月)~31日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月27日

他社との違いをだそうと、他社にない価値をつくろうともがくことが大切です。もがくということは、好ましい結果が得られる確証はないが、このままでは嫌だと考えて行動することです。

それにはまず、日々の仕事にひたむきに向き合うことが必要です。他社のできないことを最初から狙って実現しようとするのではなく、他社もできることを誠実に続けることが大切です。

 

 

 
続けた結果、他社の気づかないことに目が向くようになり、他社のできないことが当たり前にできるようになります。すると周りから頼られ、価値を見いだされるようになります。

学生時代の勉強やスポーツ、社会人になってからの仕事や毎日の掃除ひとつをとってもそうです。2段、3段飛ばしで自社の信用を、価値を上げられると思うのは見当違いのように感じます。

 

 

 
日々の仕事にひたむきに向き合い続けてきた結果が当社の現在であり、向き合ってこなかった結果もまた当社の現実です。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月27日

田んぼの生き物にミズスマシ(水澄まし)がいます。水面を素早く泳ぎまわり、人や稲にとっての害虫を退治します。

ミズスマシは中足と後足を1秒間に約50回もスクリューのように動かし、水面をめまぐるしい速さで回転して波を立てています。その動きの速さから、田んぼのF1レーサーの愛称があります。

 

 

 
ミズスマシの触覚の付け根には感覚器官があり、中足と後足で立てた波にエサとなる昆虫や障害物がぶつかって反射することで、その存在を感知しています。

また「ミズスマシ」は、田んぼだけでなく当社の生産現場でも大切な存在(役割)です。

 

 

 
生産現場での「ミズスマシ」は、次工程の状況を把握して、適正な量の仕掛品を供給して回る役割です。

現場にミズスマシがいないと、組立工程と製造工程の間で、仕掛品を取りに行く手間と時間が発生します。

そうなると、作業効率が下がってしまい、結果として現場の生産状況に影響が出てしまいます。

 

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月28日

忙しい(いそがしい)の漢字を思い浮かべると、「忄」(りっしんべん)のこころと、「亡」からできています。

忙しいとはつまり、こころがなくなることです。

こころがなくなると、一緒に働くひとへの配慮も欠けてしまいます。忙しくなる理由はなにか。いま一度、自分の時間を振り返ってみたいです。

 

 
言葉(漢字)に込められた思いに興味を持つと、景色が広がるように感じます。

たとえば「恋」の旧字体に「戀」があります。「糸・言・糸・心」からできており、なぜこれが恋なのでしょうか。

それは、「(相手を)いと(糸)しい、いと(糸)しいという(言)こころ(心)」からきているとも。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月28日

役割分担は仕事を円滑に進めるためのひとつです。一方で、役割に分担されない「見えない家事」「名もなき家事」ならぬ、「見えない仕事」「名もなき仕事」もあります。

そういった見えない、名もなき家事、仕事は、気がついたひとが、皆の知らないうちに済ませています。

 

 
よく聞くのが、「気がついた人がやろう」という割り振りです。そんな人に限って気がつかないのは言うまでもありません。

職場では、電話の取り次ぎ、廊下に落ちた緩衝材の切れ端の清掃など、いずれも誰かが気がついて誰に褒められたいわけでもなく対応しています。いつもありがとうございます。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月29日

目視検査は、基板に不良・不具合がないかどうかを調べる検査です。

基板表面の傷、はんだクズの付着、コーティング後の気泡チェックは自動化が難しい検査項目のひとつです。

 

 

 
目視検査には、従業員によって検査品質にブレ、ヌケがないよう、品質判定基準に則(のっと)った仕組みを取り入れています。

製造ラインには基板外観検査装置(AOI、Automated Optical Inspection)を導入していますが、目視検査は依然として重要な検査手法の一つです。

 

 
拡大鏡を用いた目視検査はまるで、飛行機や船の丸い窓(舷窓《げんそう》、Porthole)から覗き込んでいるようにも見えます。

 

 

 
ちなみに、飛行機や船の窓は「丸」が基本です。窓が四角いと、角のところに力が集まり、そこから窓や壁が壊れてしまいます。

飛行機は飛ぶ高さによって、外の気圧が上がったり下がったりします。船は前後左右から波の力を受け、上下にも揺れます。

力が分散する丸窓は、こういう圧力に強いのです。

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
@adogawa_e
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1月29日

ひとつの仕事やプロジェクトを、部課を越えて複数人のチームで進めることは、製造業にかかわらずよくあることです。

プロジェクトに関わる立ち位置の違いから、ときには仕事の進め方で意見をぶつけ合うこともあります。複数人が集うプロジェクトである以上、同じ意見ばかりのはずがありません。

たとえば当社なら、出荷する製品の品質検査基準をめぐってです。

 

 

 
営利法人の株式会社である以上、売上、生産性などから目を背けることはできません。一方で、出荷する製品には、自社で定めた品質マネジメントシステムに則った自覚と責任が必要です。

仕事の品質を高めるために意見をぶつけ合うことは必要です。異なる意見を交わしてこそ、仕事のできが磨かれます。

 

 

 
意見を交わす際に注意するのは、チームが同じ方向を向いているかどうか、プロジェクトの目的を皆が共有しているかどうかです。

チームが同じ方向を向いて、目的を共有しているなら、目的に向かう過程で意見が食い違ってもよいと思います。

何のために仕事をしているのかさえプロジェクト内で共有できていれば自ずと、目的の達成に向かって思考が精緻化されます。皆が納得のうえで意見がまとまり、仕事のできが磨かれます。

 

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月30日

太宰治の『津軽』冒頭には、こな雪、つぶ雪、わた雪、みず雪、かた雪、ざらめ雪、こほり雪と7種の雪が載っています。

青森地方気象台には冬になると毎年、「津軽の7つの雪とは?」と問い合わせがあるそうです。

 
高島市は雪がチラついています。来社のお客さまは、暖かくしてお越しくださいませ。

ごあんぜんに

 

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月30日

当社の課題のひとつは、挑戦しやすい社内文化はあるものの、取り組み(挑戦)が「続かない」ということです。

コミュニケーションの活性化を狙って社内報を制作しても、職場環境の改善や維持、効率化、品質の向上を目的に5S活動に取り組んでも、いずれも根付くことなく、「応急処置」で終えています。

 

 

 
では、なぜ取り組みが続かないのか。理由は、5つ挙げられます。

(1)手段(ツール選び)から議論が始まるため
(2)部門間の連携不足、部門内の展開不足のため
(3)難しさを過小に考えているため(楽観バイアス)
(4)改善を維持できないため
(5)意思決定速度が遅いため(何を決めるかが曖昧)

 
取り組みが続かない理由を知る、つまり挑戦のたびに続かなかった理由を振り返り、やりっ放しにしないことです。

他社には、従業員が挑戦しやすい社内文化を醸成しようと必死に取り組む企業が多いなかで、当社にはすでに、その文化があり、従業員に浸透しています。

その社内文化を誇り、いかに続けるかです。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立の安曇川電子工業|あどがわ
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1月31日

私たちは、見えるもの、聞こえる音や声、味、匂い、ものに触れたときの形や温度などをもとに行動しています。

それは機械も同様で、センサ(Sensor)からの情報をもとに、制御や処理を行っています。

センサが収集するものには、光や色、圧力、磁力、速度など、さまざまなものがあります。

 

 
当社の製造ラインでは画像判別センサが活躍しています。

画像判別センサは、撮影した画像を見て、たとえば、基板に部品が実装されているか、部品の種類や向きは正しいかなどを判別します。

 

 

 
またセンサを利用するだけでなく、センサに搭載されるプリント基板も作っています。

 

 

 
 
 

1月前半のSNS投稿ダイジェストは、こちらからご覧ください。

 
 
 
 
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過去のSNS投稿ダイジェストは、こちらからご覧ください。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

プリント基板実装、電気機械器具組立の安曇川電子工業|関西・近畿

プリント基板実装、電気機械器具組立の安曇川電子工業

 
安曇川(あどがわ)電子工業です。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。

 
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。

 
プリント基板実装に関して37年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供する安曇川電子工業株式会社へぜひお問合せください。

 
 

 
 

 
 
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