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7月後半 SNSダイジェスト。教育研修、製品品質、労働環境 … 取り組みを発信2025.07.31

こんにちは。アドガワエレクトロニクス(旧:安曇川電子工業)です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 
アドガワエレクトロニクスは、教育研修、製品品質、労働環境、理念浸透 … 日々の取り組みを、SNS(X、旧twitter)で発信しています。7月後半の投稿ダイジェストを紹介します。

 

 
 

7月14日(月)~18日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月16日

主力事業であるプリント基板への電子部品実装、電気機械器具組立を取り巻く環境は変化が大きく、かつ変化の速度も早いです。その環境下でいかに自社の中核能力を顧客に説明し、実証できるか ―。社名を変えることは社内外に意識の刷新を訴求したり、従業員の士気向上を図ったりする狙いがあります。

 

 

 

 
社名変更はゴールではなく、企業が進化を続けるための入口です。新しい社名を介して企業理念を示し、顧客や取引先、従業員との対話を深めながら市場の変化に適応していく。「自社をどう見せたいか」というマーケティングの軸をはっきりさせたうえで、社内外との対話をいかに設計していくかが大切です。

 

 

 

 
下記のブログでは、他社の社名変更の事例をその理由とともに取り上げながら、当社の社名変更における目的と、その目的を叶えるために欠かせない社内外との対話をいかに設計していくかを紹介します。

社名変更は成長し続けるための入口。顧客や従業員と対話を深めながら市場の変化に適応していく

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月17日

社名変更は組織にとっての(転機)ターニングポイントです。人の認識は移ろいやすいです。そのうえ悪い方に振れやすく、良い方には変わりにくいです。社名変更は、良くも悪くも企業のイメージを社外に印象付けるとともに、経営戦略や向かう先を顧客や取引先、従業員に改めて共有する好機です。

 

 

 

 
大切なのは変更する社名やロゴに込められた思い、骨子を言葉にして共有し、すでにある企業文化や従業員の意識、行動に変容をもたらすことです。社名を始めとする見た目だけが変わっても従業員の意識、従業員の大半が疑問を持つような社内文化が変わらなければ形だけのリブランディングに終わります。

 

 

 

 
下記のブログでは、社名変更をコーポレート・アイデンティティ強化の視点で、つまり当社のような中小企業が、社名変更を企業ブランドの確立、強化にどのようにつなげていくかという視点で紹介します。

CI強化とインターナル・マーケティングの実例。向かう先を自分の言葉で語り、顧客に説明できるか

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月18日

ロットサイズは製品の生産量に焦点を当てているのに対し、バッチサイズは特定の製造工程を通過する数量に焦点を当てています。ロットサイズは「一度にどれだけ生産するか」であり、バッチサイズは「一度にどれだけ加工(処理)するか」を指します。

 

 

 

 
バッチサイズ(一度あたりの加工量)を従来の半分にすることで、プロセスタイムやキュータイム、ウェイトタイムが単純に半分になります。つまり、顧客から受注したロットサイズを一度に加工、出荷するのではなく、顧客に要望を伺い、必要な量に分けて加工、出荷することで納期短縮につながります。

一方、バッチサイズを減らしても生産量は変わらないので、セットアップ回数が増えることに。セットアップにかかる時間を減らすために、内段取りをシングル段取りにしたり、外段取りに移行したりする取り組みが必要です。また出荷回数が増えることで、顧客と輸送の手間や費用の交渉が必要です。

 

 
 

7月22日(火)~25日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月22日

結果は同じでも、その結果に至るまでの目的が違うと後に差がつくことがあります。それは成果の再現可能性です。

 

 

 
生産コストや効率、改善、戦略立案にとらわれるあまり、ビジネスの目的がいつの間にか、それらにすり替わってしまうことがあります。営利目的の企業である以上、ビジネスの目的はお金を儲けることです。

 

 

 
顧客、取引先、従業員といった利害関係者のために、会社は利益を守らなければいけません。利益を守るためにも、成果の再現可能性が欠かせません。結果的に(たまたま)顧客の利益につながったことと、条件が変化しても同様の結果(顧客の利益)を出し続けられることは違います。

 

 

 

 
この記事では、顧客、取引先、従業員といった利害関係者(ステークホルダー)の利益を守るために欠かせない、製造業の成果の再現可能性について紹介します。

「結果的に顧客の利益につながった」だけでは、成果の再現可能性は追求できない

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月23日

そのツールで何ができるかを知っていることで、アイデアや思考の幅がぐっと広がることがあります。たとえば現場にある複数の治具が整理整頓されておらず、使うたびに探す手間と時間がかかっている現状があります。治具の収納棚を設けて、整理整頓するというのも問題を解決する取り組みのひとつです。

 

 

 
また整理整頓と合わせて、VBAを使ってエクセル上に簡易データベース(DB)を作成することも挙げられます。そのツール(VBA、プログラミング言語)で何ができるかを知っていることで、治具の簡易データベース(DB)を作成するというアイデアが生まれ、思考の幅が広がります。

 

 

 
自分で全てできることと、何ができるかを知っていることは別物です。今回のDB作成の場合、発案者にはVBAを組む知識はないものの、VBAで何ができるかを知っていました。何ができるかを知っていたからこそ、DB活用にも意識が向きました。肝心のVBAは、AIチャットボットで作成したとのことです。

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月23日

当社は、基板に電子部品を実装(搭載)する業務とともに、電装品ユニットの組立サービスを提供しています。ユニット(unit)には単位、一式などの意味がありますが、建築様式のユニット工法のように、工場で生産された部材(柱と梁を一体化させた骨組み)を建築現場で組み立てる工法を指すこともあります。

 

 

 

 
建築様式のユニット工法の利点は、(1)工期が、部材を建築現場で組み立てるよりも短くなり、(2)現場ごとの作業品質のバラつきが少なく、(3)標準化された業務で安定した構造体を組み立てられることです。ユニット工法は、高層ビルで使われる工法として知られています。

 
電気機械器具組立の現場でも、ユニット単位で部材を管理することで品質のバラつきを減らし、不良発生を抑える役割があります。また、製品の不良箇所を特定しやすく、ユニット単位で修理や交換に対応できるため、製品のメンテナンス性が高まります。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月24日

自分にない知識や技術、学びを経て生まれた考え方 —。仕事を介して人に会うと視野や興味が広がるのを実感します。視野や興味が広がると、ただ通り過ぎていた場所や日々にも目が向きます。それは工事現場にもいえます。

 

 
下記の記事では、国道161号の高架橋工事(安曇川地区交差点立体化事業)の現場と、当社の5S活動、改善の比較を通じて気がついたことを紹介します。

国道161号の高架橋工事と5S活動。視野や興味の広がりは、仕事に気づきと行動力をもたらす

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月25日

Google 検索は便利で、仕事でも私生活でも使っています。Google の検索結果に2025年になってから度々、概要(強調スニペット、Snippet)が表示されるようになりました。検索者にとっては便利ですが、ゼロクリック検索と呼ばれることからも、情報発信に力を入れている当社のような企業にとっては悩ましい機能かも知れません。

 
なぜなら、検索者が検索結果に表示された情報(概要)で満足して、情報の引用元であるウェブサイトを訪問せずに検索結果ページから離れてしまうこともあるからです。

 

 
下記のブログでは、ウェブサイトの訪問者数、閲覧数(PV数)が、強調スニペットの影響で減少しているという他社の事例を踏まえて、当社のPV数と対応を紹介します。

Google 検索の強調スニペット。ゼロクリック検索が影響するなかで当社のPV数と対応は

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月25日

製造現場に近い場所で日々仕事をしていると、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)活動や改善を目にする機会、実際に関わることがあります。身近に5S活動や改善があると、日常生活でも5S活動や改善を意識することが増えます。ただ通り過ぎていた工事現場もそのひとつです。

 

 
国道161号の高架橋工事(安曇川地区交差点立体化事業)が進んでいます。現場には4S(整理、整頓、清掃、清潔)、危険予知訓練、指差し確認の横断幕が掲げられています。また、立て看板には
(1)何の工事を、
(2)誰が責任者となって、
(3)いつまでに、どの工程まで完了させるかが明記されています。

 
工事現場と電子機器の実装、電気機械器具組立の現場。業種に違いこそあれ、従業員が明確な目的に向かって、安全に、効率よく、納期(完成期日)を守って仕事をする —。そこには共通した工夫があり、学びになる取り組みがあります。

 

 
 

7月28日(月)~31日(木)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月28日

会社の納涼祭を先週末に開催しました。日中の肌を焦がすような陽射しも、影を溶かすほどの熱も、打ち水をすると気持ちが穏やかに。水音は涼しく、気分的な効果も大きいですね。比良山から琵琶湖に駆け下りる風が心地良く、かき氷を手にした従業員の子どもたちの歓喜の姿に、思わず頬が緩みます。

 

 

 

 
祭囃子(まつりばやし)はこれから東北へ。たとえば、弘前ねぷたまつり。大小約80台のねぷたが、「ヤーヤドー」の掛け声、お囃子とともに城下町 弘前を練り歩く姿は圧巻です。8月1日から7日まで開催され、観客数は例年160万人を超えます。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月28日

ダイキン工業が8月末に毎年、盆踊り大会を開いており、今年で51回目です。会場となる淀川製作所(摂津市)には例年、ダイキン社員のみならず、地域住民が家族総出で訪れ、その数は3万人とも。来場者を迎えるのは、新入社員や実行委員で、スタッフを含めるとその数は1,000人超になります。

 

 

 
ダイキン工業ではこの盆踊り大会を、若手の成長を促す登竜門に位置づけています。第50回の昨年(2024年)は、盆踊り大会前からSNSを介して、子どもたちを巻き込んだポスターやうちわ制作の様子を紹介したり、会場までの交通アクセスを自分たちで撮影して案内したり。

 
看板や会場地図の作成、当日の来場者案内など、常にお客さま(顧客)目線で企画、運営される姿は、当社も見習いたいところです。商品やサービスは、提供する側と受ける側の双方に立って初めて見えることがあります。

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月28日

お客さまが表面実装(搭載)や電装品の組立を、既に取引のある他社から当社に切り替える(スイッチする)理由はいくつかあります。理由のひとつに、当社の品質改善とそれに伴う提案力があります。あるお客さまは、表面実装工程の納期遅延にお困りでした。

 
検証すると、基板にはんだペーストを印刷(塗布)する際に、はんだ量が不安定で実装時の精度が落ちていることがわかりました。精度が落ちた結果、不具合が起きやすく、修正・検査で工数が増え納期遅延に至っていました。この問題に対して当社は、メタルマスクの開口部を分割する提案をしました。

 

 
メタルマスクの開口部の大きさによっては、はんだペーストの量が不安定になる恐れがあります。そこでメタルマスクの開口部を分割して適当なサイズにすることで、プリント基板に印刷するはんだペーストの量の安定を図るとともに、実装時の精度向上に取り組みました。

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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7月29日

造りすぎのムダや手待ちのムダなど、「製造現場での7つのムダ」は日頃から意識することです。一方で、「事技系職場での7つのムダ」は、製造現場での7つのムダほど意識されていません。

 

 
下記の記事では、事技系職場での7つのムダを確認するとともに、改善やムダ取りから発生する「製造現場 VS. 事技系職場」という対立構図を避けるための方法を紹介します。

 
改善やムダ取りから発生する「製造現場 VS. 事技系職場」という対立構図を避けるために

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月29日

田園を望む高台を通り抜けて通勤しています。夏が勢いを増すなかでも、早朝の日陰は心地よいです。途中には栗(くり)の木があり、青々としたイガが秋に向けて実り始めています。

 

 

 
もっちりとした生地のなかに、粒あんと蜜漬けした栗をふんだんに使ったどらやき。おいしいですね。

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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7月30日

品質保証部は、従業員への作業指導、品質教育、異常の原因究明と改善活動といった“作り手視点”の品質管理「QC(Quality Control)」はもちろん、出荷前検品、品質トラブル対応など製品出荷後の“買い手(顧客)視点”の品質保証「QA(Quality Assurance)」まで担います。

 

 

 

 
製造現場からも、品質保証部が最終検品をするから安心と気を緩めるのではなく、顧客満足度を上げるための発案があります。たとえば、取扱説明書の入れ忘れ対策です。基板実装から電装品の組立、完成品出荷サービスまでを提供する当社は、製品の取扱説明書を梱包時に同梱する作業も請け負っています。

 

 

 

 
取扱説明書の入れ忘れ防止、早期発見ができるように、1枚ずつ出てくる機構、取り出した枚数を数えるポカヨケを導入しました。ポカヨケは、作業ミスを防止する仕組みや装置のことです。作業者の注意喚起には十分で、ミスを減らしたりミスの早期発見につながったり。導入効果がすぐに見えるのが特長です。

 

 

 

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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7月31日

仕事でも私生活でも手放せないスマホですが、その分、スマホが生活のなかの「水」に触れる場面が増えました。スマホを誤って水没させてしまった方で、スマホの防水性能の高さに救われたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 
アップル社のウェブサイトには、「iPhone 7以降の防沫(ぼうまつ)・耐水・防塵(ぼうじん)性能について」のサポートページがあります。また、iPhoneを濡らしてしまった場合の対処法も紹介されています。(2025/7/31 現在)

 
下記の記事では、スマホの防沫・耐水・防塵性能とともに、基板実装の付加価値を高めるコーティング技術を紹介します。

基板実装に付加価値を。スマホを始め、製品の防湿、防じんに欠かせないコーティング技術

 
 
 
 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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過去のSNS投稿ダイジェストは、こちらからご覧ください。

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

プリント基板実装、電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス|関西・近畿

 
アドガワエレクトロニクスです。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。

 
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。

 
プリント基板実装に関して38年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供するアドガワエレクトロニクスへぜひお問合せください。

 
 

 
 

 
 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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