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こんにちは。アドガワエレクトロニクス(旧:安曇川電子工業)です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
アドガワエレクトロニクスは、教育研修、製品品質、労働環境、理念浸透 … 日々の取り組みを、SNS(X、旧twitter)で発信しています。6月前半の投稿ダイジェストを紹介します。
目次
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
@adogawa_e
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6月2日
ブログを更新しました。
・SDGs活動/空き缶リサイクル。取り組みが特定の部門や従業員に偏るタコツボ化を避けるために
SDGs活動の実践をはじめ、日々の仕事でもタコツボ化を避けるためには事前、実施中、事後の過程を社内に「見える化」することが大切です。
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6月3日
夏場の製造現場は、厳しい暑さに直面します。改正労働安全衛生規則が6月1日、熱中症のおそれがある従業員を早く見つけて対処し、重篤化を防ごうと施行されました。この改正により、たとえば、従業員を医療機関へ搬送する手順をあらかじめ決めておき、その手順を現場にも周知することが求められます。
熱中症の業種別の発生状況(2024年)をみると、製造業が 235 人、建設業が 228 人の順で多く、死傷者数は上記2業種で約4割を占めます(令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」厚労省)。また、従業員の健康管理が最優先ですが、暑さの影響は健康リスクにとどまりません。
暑さの影響は熱中症による健康リスクにとどまらず、従業員の集中力を落とし、判断ミスや誤操作による事故、不良品発生などのヒューマンエラーを引き起こします。現場の温湿度管理は、半導体をはじめとする電子部品を扱う当社には必須です。夏場の温湿度管理は、従業員の体調管理の目安にもなります。
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6月3日
現場では温湿度を目視確認しています。ただそれでは手間がかかります。その手間を避けるため一部の現場で、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を使った温湿度管理を導入しています。ラズベリーパイはシングルボードコンピュータで、基板にコンピュータとしての機能や要素を実装(搭載)したものです。
ラズベリーパイは、大阪電気通信大学に設置された電車の「運行掲示板」でも話題になりました。電通大(寝屋川キャンパス)は、京阪電車「寝屋川市」駅から徒歩7分ほどの場所にあり、電車の発着時刻や遅延情報は、学生はもちろん、教職員にとっても役立つ情報です。
電車の運行掲示板は、プログラミング研究会に所属する学生2人が制作したもので、発着時刻や遅延情報に合わせて、あと○分「歩いても間に合います」「早歩きなら間に合います」といった感覚的な情報も可視化(見える化)して提供するのが特徴です。
情報は量があれば役に立つというものではなく、欲しい情報だけで十分ということがわかります。学生が欲しい情報は、キャンパスから駅まで、今から出て次の電車に間に合うかということ。相手が欲しい情報を取材して、見やすい書体や行間、大きさで伝えるという考え方は、作業手順書にも通じます。
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6月4日
青梅が店頭に出回るころです。梅干しや梅酒作りといった梅仕事を、この時期の楽しみにされている方も多いのでは。梅を干すタイミングは、天気とにらめっこです。梅雨入りの知らせが沖縄、四国から届きはじめ、近畿の空模様もこれから不安定になっていきます。
また梅酒は、健胃整腸に効果があります。漬け込む際の氷砂糖の量を抑えると、梅の実にシワが寄りにくくなり、できあがりも甘さ控えめです。食前酒としても楽しめますね。
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6月5日
ブログを更新しました。
・採用や人事の話題に挙がる、従業員同士の仲が良いと売上や利益が伸びるのかという疑問
就職活動の企業面接は一般的に6月から始まります。社風や企業文化を知るうえで、従業員の雰囲気を知ることは欠かせません。企業の採用担当者や人事担当者と話しているとたびたび話題に挙がる、職場のコミュニケーションと利益の関係について紹介します。
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6月6日
ブログを更新しました。
・会社のウェブサイトやSNSに従業員が興味を示さないのは、発信内容に問題があるからか
PDCAサイクルについて、品質管理課が実施するQCパトロールとウェブサイトやSNSの情報発信に通じる考え方を紹介します。
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6月9日
エイジング試験を出荷前の製品に実施しています。エイジングは時間とともに変化していく現象を示します。たとえば、アンチエイジングやエイジングケアは、スキンケアや運動、食生活などで、加齢による身体の機能的な衰え(老化)をできるだけ小さくする、または遅らせる意味合いで用いられます。
一方で、出荷前の製品に実施するエイジング試験は、慣らし運転の意味合いで使われ、ヒートランやバーンインとも呼ばれます。指定された電圧、温度条件で一定時間運転(通電)したり、指定された条件よりも電圧、温度の負荷をかけることで、初期不良を事前に検出したりといった目的があります。
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6月10日
仕事では具体的な情報や指示が重宝されます。曖昧(あいまい)な情報や指示は、次の行動が見いだせず、結果に結びつきません。一方で、具体的な情報が、相手がものごとを理解する際のノイズ(雑音)になる場合があります。詳しく、細かく伝えることが、必ずしも求められていない場面があります。
たとえば、ウェブサイトの
(1)月間PV数、
(2)セッション数、
(3)問い合わせ数を求められた場合。
6万3,086、5万1,921、37と答えても、相手の頭には入りにくいです。それよりも、6万、5万、40と答えたほうが、コンバージョンレート(CVR)は0.08%かと、おおよそをつかめます。
細かい情報が求められていない場面では、なにを「伝えない」かを意識するほうが、相手とのコミュニケーションがうまくいくことがあります。自分は知っていて、相手が知らないことを伝えたい気持ちもわかりますが、伝える情報を、状況に応じて制御できるかもコミュニケーションでは大切にしたいです。
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6月10日
雨にまつわる言葉に、潦(にわたずみ)と俄川(にわかがわ)があります。潦は、地面に溜まったり流れたりする水で、雨の道筋が俄川です。この光景を切り取ったのが小林一茶の「俄川とんでみせけり鹿の親」です。雨の道筋、俄川を前に戸惑う小鹿に、親鹿が渡り方を身をもって教えたという場面です。
技能検定に向けた練習を行っています。先輩従業員の指導で、はんだ付け未経験者がこわごわと練習する様子は、俄川を前に戸惑う小鹿に、親鹿が渡り方を身をもって教える姿と重なります。社内の手はんだ付け認定者は129名で、基板実装に従事する従業員は139名です。合格はスタートラインで、現場でさらに技術を磨きます。
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6月11日
基板は湿気や温度の変化に敏感で、保管時間が長くなる(6か月〜)につれて、ランドやパッドなどの銅表面の酸化が進みます。湿度が上がる今週のような雨の日はなおさらで、除湿室やドライボックスでの保管が欠かせません。酸化が進むと実装工程で、はんだの濡れ性が低下するなどの問題が生じます。
はんだの濡れ性は、ランドやパッドの銅表面に対するはんだの馴染みやすさを表す言葉です。はんだ付け性とも呼ばれます。はんだの濡れ性は、はんだと金属が密着しているほど良好です。一方、はんだの濡れ性が低下すると、はんだと金属に隙間ができ、電気的な接触不良が起こる可能性が考えられます。
はんだの濡れ性が低い状態ではんだ付けした場合、接合部の強度が足りずに時間の経過や応力、疲労などによってはんだにクラック(ひび割れ)が生じてしまうこともあります。実装初期においては小さなひび割れでも、接合部分が開口してしまうことで製品の故障や発熱・発火に繋がる恐れもあります。
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6月12日
振り返りを大切にしています。うまく仕事が進んだとき、思うような結果が出なかったとき。思うような結果が出なかったときの振り返りは当たり前ですが、うまく仕事が進んだときこそ、それが別の場面でも再現できるように振り返ることが大切です。なにが要因でうまく仕事が進んだのかを振り返ります。
たとえば、着手する前の予習や下調べがしっかりできていたからか。たとえば、提案前にお客さまと会って、お客さまの要望に応じた提案ができたからか。うまく仕事が進んだときの要因がわかれば、それを自分のなかで別の仕事、場面でも水平展開できます。
また、振り返るという点で意識している言葉があります。「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」です。成功は、偶然や運に左右される場合がありますが、失敗には必ず原因があります。偶然と失敗は併存しません。失敗の原因を理解し、失敗を繰り返さないことが大切です。
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6月12日
産業廃棄物の回収を処理業者に依頼しています。回収処理業者から先日、マニフェストが届きました。
マニフェストの語源は、宣言などはっきりとものを言うことですが、そこから政権公約という意味で使われています。一方で、回収処理業者から届いたマニフェストは、産業廃棄物管理票のことです。
事業活動に伴って産業廃棄物を排出する事業者(当社)には、回収を委託した産業廃棄物が適正に処理されたか確認する義務があります。排出した産業廃棄物が適正に処理されたことを確認する書類がマニフェスト(産業廃棄物管理票)です。
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6月14日
高島市は9時過ぎから雨が降りはじめました。雨が降りだす前にはこの時期、ツバメが地面すれすれに飛ぶ様子を見かけます。ツバメは、春に南方からやってくる渡り鳥で、高所を飛ぶ鳥として知られています。ツバメが低く飛ぶと雨が降るというのは、観天望気(かんてんぼうき)の一つです。
観天望気は、自然現象や生物の様子から天気の変化を予測することで、ツバメの飛行高度と降雨にも関係があります。ツバメは、飛び回る昆虫を捕まえるのが得意です。雨が近くなって(低気圧が近づき)湿度が高くなると、昆虫の羽には湿気がまとわりつき、晴れた日のように高く飛べなくなります。するとツバメも、昆虫を追って地面近くに降りてきます。だからこの時期、雨が近くなると、ツバメがエサとなる昆虫を求めて地面すれすれに飛ぶというわけです。
週末も雨が続きそうです。現場では温湿度管理室やドライボックスを利用して、基板や電子部品の品質に影響がでないよう管理を徹底します。
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6月14日
1度起きた不具合は、2度目も起きるかも知れません。2度起きた不具合は、必ず、3度目、4度目も起きます。1度目の不具合が起きたときに、不具合の原因究明や再発防止対策をおざなりにした場合、2度目の不具合が起きるかも知れません。
2度起きた不具合は、1度目の不具合発生時に、原因究明や再発防止対策がその場しのぎのやいい加減なものだったせいで起きたもので、必ず3度目、4度目も起きます。不具合発生時の原因究明や再発防止対策は、早く動くほど効果的で、後回しにするほど時間も信用も売り上げも消えていきます。
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6月14日
全体を把握することは、自分の仕事に自信をもつきっかけになります。はんだ付けや組み立てのネジ締め1箇所であろうと、作業指導票に載せる写真撮影ひとつとっても、どんな製品ができあがるのか、製品はだれに届くのかなど、今している仕事は全体の流れのどの部分にあるのかを知ることが大切です。
当社は部品調達から実装、完成品組立まで、滋賀県一拠点、一気通貫の体制を築いています。一方でそれだけ、個々に役割を担う従業員がいるということで、ともすると目の前の仕事に手一杯になり、全体を見失いがちです。目の前の仕事に手一杯になると、後工程への配慮や改善提案も後回しになります。
部品調達から実装、完成品組立までを一貫する当社が、目の前の仕事に手一杯で、後工程への配慮や改善提案を後回しにすることは、中核能力や競争優位の低下を意味します。全体の把握に努めることは、自分の仕事に自信をもつきっかけになるとともに、中核能力を育み、競争優位の確立に繋がります。
アドガワエレクトロニクスです。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。
プリント基板実装に関して38年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供するアドガワエレクトロニクスへぜひお問合せください。
古い #写真 がでてきました。安曇川電子工業が #電子部品 の製造を開始した #1973年 ごろ、50年前の #職場風景 です。最先端の仕事を通して、#地域 の #雇用 を創出するという創業の精神は、現在も引き継がれています。 pic.twitter.com/jtsBuvinON
— 安曇川電子工業|あどがわ (@adogawa_e) June 6, 2023
#製造現場 の様子です。撮影日を見ると #1988年。安曇川電子工業の主力事業のひとつ、プリント #基板実装 が始まったのが、前年の1987年です。 pic.twitter.com/HTkIZPdL36
— 安曇川電子工業|あどがわ (@adogawa_e) June 8, 2023
技術ハンドブックを制作しました。#スライド動画 で、いち部分を紹介します。#基板実装 の知識を始め、#試作 から #量産 にかけて #コスト 20%削減の #VA、#VE 事例を掲載しています。
月間PV数47,000超のオフィシャル #ブログ で、常に閲覧数上位の #ポイントディップ 提案事例も掲載しています。 pic.twitter.com/Gxxww0fsGM
— 安曇川電子工業|あどがわ (@adogawa_e) November 30, 2023
✓ #基板実装 の基礎知識が分かる
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✓ #製品価値 を適切な #コスト で高めたいスライド動画で誌面の一部を紹介します。
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