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7月前半 SNSダイジェスト。教育研修、製品品質、労働環境 … 取り組みを発信2025.07.17

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こんにちは。アドガワエレクトロニクス(旧:安曇川電子工業)です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 
アドガワエレクトロニクスは、教育研修、製品品質、労働環境、理念浸透 … 日々の取り組みを、SNS(X、旧twitter)で発信しています。7月前半の投稿ダイジェストを紹介します。

 

 
 

7月1日(火)~4日(金)

 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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7月1日

製造現場は機能美にあふれています。機能と美しさは、互いを引き立てる関係にあります。写真はケーブルで、複数のワイヤーが色付きの外皮(sheath)で覆われています。

 

 

 
機能と美しさで思いつくのが新幹線です。植物や動物の形状、性質を、新幹線を始めとする乗り物の形状に応用しているのは知られています。新幹線500系の先頭車両は騒音を抑えるための形状で、音を立てずに魚を捕まえるカワセミのくちばしがお手本です。

 

 
ネイチャーテクノロジーやバイオミメティクス(生物模倣技術)とは、自然界の現象、生物の機能や構造などを模倣したり着想を得たりして、新しい技術の開発やものづくりに活かすことです。たとえば、吸盤やマジックテープも身近にあるネイチャーテクノロジーです。吸盤はタコの足から、またマジックテープは、植物のひっつきむし(くっつきむし)からヒントを得て生まれました。機能と美しさは、互いを引き立てる関係にあります。製造現場は機能美にあふれています。

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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7月3日

労働災害事例を知り、共有することで、安全対策を意識した5S活動ができます。たとえば、出会い頭の衝突事故を防止する対策です。進行方向が見通せない場合、カーブミラーを設置したり、一旦停止の表示で注意を喚起したり。また、荷物の積み上げにも工夫ができます。

 

 
出会い頭の衝突事故を避けるため、角の部分の荷物を意図的に低くします。そうすることで見通しがよくなり、激突災害防止対策になります。

 

 
荷物を置く場所だからと積み上げるのではなく、人やものの動きにも配慮した5S活動を意識したいです。

 

 
 
関連記事
ハインリッヒ 1:29:300の法則/労働災害の背景には300件のヒヤリ、ハッとした経験がある

 
この記事では製造現場の安全について、安全な職場はどんな場所を指すのか、また労働災害が発生する要因、事故や失敗を未然に防ぐ方法について、当社が意識するハインリッヒの「1:29:300の法則」や「なぜなぜ分析」を交えて紹介します。

 
 
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7月4日

通勤途中には小中学校がいくつかあり、横断歩道を渡る児童の姿を見かけます。横断歩道の白線間隔は従来、45〜50センチと定められていましたが、その間隔を90センチにまで広げられる制度改正が2024年7月に行われました。横断歩道の白線間隔が、45〜90センチと改められてからおよそ1年が経ちます。

 

 
横断歩道の白線間隔を広げる背景はコスト削減です。間隔を90センチまで広げると、白線の本数を減らせるためです。一方で、目の不自由な人が横断歩道を認識しづらくなるという意見もあります。光を感じない全盲の人は、白線塗料の盛り上がりを踏んだ感覚で、まっすぐ進めているかを確認しています。

 

 
横断歩道の白線コスト削減は、製造現場にも重なるところがあります。製造現場でいちばん大事なのは従業員の安全、仕事のしやすさからもたらされる品質や作業効率の向上であって、それを達成するために必要なのが合理化やしくみ化です。合理化やしくみ化ありきの現場改善、組織改革には課題も見えます。

 
横断歩道の白線間隔、ダイアログ・イン・ザ・ダークから見える、現場改善、組織改革の課題

 
 

7月7日(月)~11日(金)

 
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7月7日

高島市森林組合が発行する組合だより「森と、杣(そま)と。」が、第58回(2024年度)林業関係広報コンクール広報誌部門において最優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。おめでとうございます。林業といえば「神去(かむさり)なあなあ日常」(三浦しをん/著)を思い浮かべます。

 

 
組合だより(年2回発行)は、高島市森林組合のウェブサイトでも閲覧できます。表紙の写真とともに印象に残ったのは、子どもたちが誌面にたくさん登場することです。最新号(第30号)では、「RE – Woods(リ・ウッズ)森とあそぶ一日」と題したイベントの様子が、楽しいデザインで紹介されています。

 
 
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7月8日

当社は安全衛生委員会(安全委員会、衛生委員会を統合)を、労働安全衛生法に基づいて設置しています。委員会では毎月、季節や業務に応じた議題を製造現場から委員会に提案したり委員会から製造現場に周知したりしています。議題に定期的に挙げるのが危険予知訓練(KYT)です。

 

 
危険予知訓練は、業種、現場ごとにひそむ危険を見つけて、その危険要因を解決する、または取り除くための訓練です。当社は、一般的な危険要因を取り上げるだけでなく、自社の危険要因を現場従業員から聞き取り、それを委員会で取り上げることで従業員の安全意識、改善意識の醸成に取り組んでいます。

 

 

 
また、危険予知訓練で改善に合意が取れても、そのあとの行動を決めないと誰も動きません。それは提案書や会議でも同じで、「自分は何をするのか」「相手に何をしてほしいのか」をはっきりさせます。つまり、誰が、何を、いつまでに行うかです。自分と相手の行動を明確にして初めて、結論と行動が結びつきます。

 

 
 
危険予知訓練(KYT)/自分と相手の行動を明確にして初めて、結論と行動が結びつく

 
 
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7月8日

人類が月へ届いた夏が、56年前にありました。1969(昭和44)年7月16日に打ち上げられた米国の宇宙船アポロ11号は、同月20日に月面着陸を果たし、アームストロング船長が翌21日、人類で初めて月面に降り立ちました。当時のジョン・F・ケネディ大統領は、1960年代末までに有人月面着陸を実現させるという目標を掲げて、アポロ計画に勢いをつけました。

 

 
目標にあって、夢にないものがあります。そのひとつが達成の期限です。夢と思われることに日付を入れて期限を区切ることで、夢が、実現する目標に変わります。目標は達成する期限と合わせることが大切です。さらに、今月中、3か月後、今期中、と曖昧にせず、年月日、曜日まで加えると現実味がわきます。

 
ちなみに、イチゴとミルクチョコのかたちが可愛い「アポロチョコ」。あの三角形は、宇宙船のカタチを模して作られたものです。

 

 
 
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7月9日

水道のコマパッキンを交換しました。手洗い場の掃除を毎日していると、ポトポトと水が吐水口(とすいぐち)から滴るのに気づきます。ただの水漏れと放ったらかしにすることもできますし、水が漏れていることに気づかない人もいるかもしれません。

 

 

 

 
水が漏れない平常を知らない人からすれば、水が吐水口から滴るのは当たり前のことかもしれません。異常に気づくか否かを分けるのが、日々の清掃をはじめとする5S活動です。“たかが”水漏れひとつに気づくかどうかが継続した5S活動の成果のひとつで、製造業には欠かせない視点、取り組みです。

 

 

 

 
5S活動が社内に浸透しない、続かない理由はもしかすると、従業員に5S活動の本来の目的が伝わっていないからかもしれません。記事では、5S活動の目的を改めて確認するとともに、日々の清掃を通じた小さな改善事例を紹介します。

 
吐水口からの滴り。気づくか否かの判断を分けるのが、日々の清掃をはじめとする5S活動

 
 
基板実装・電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス
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7月10日

ものづくりの現場に近い場所で仕事をしていると、できあがったものの美しさに、ときにわくわくすることがあります。美しさは、品質であったり、使い手のことを考え抜かれた設計であったり、必要最低限の部品数で狙った機能を叶える発想力や表現力、そして、それをかたちにする実現力であったり。

 

 

 

 

 
コーティングの精度と効率を上げるマスキング治具といった、一見地味にも見えるものづくりにもそれは言えます。試作段階のものですが、たとえば、プリント基板を固定するフタと土台の素材選び、フタを上下間違えてかぶせられないようにしたポカヨケ、プリント基板の凹凸に配慮した切削深度など。

 

 
治具を見て感じたことを品質保証部の部長に話すと、同意して「彼(設計者)は、頭で描いた工夫、治具を使う作業者への配慮をものづくりに体現するセンスがある」とのこと。センスと言ってしまえば、先天的な性質や特長と捉えがちですが、私はセンスを、物事の機微を悟る気づきと行動力だと捉えました。

 
何かに気がついて直していたら、いつのまにか人よりも秀でたところができると思います。たとえば、気がつくから、自分に似合うもの、必要なものが選び取れるし、時代遅れにならずに今を生きられます。人や持ち物など、周りとのバランスを保ち、気がついたらすぐに行動する―。

 

 

 
打ち合わせをしていてふと、知らないことばかりだなと気がつけば、知らなかったこと、分からなかったことを調べたり、学んだりします。そういうちょっとした気づきと行動の積み重ねが、その人を作り、いつのまにか人よりも秀でたところ、部長が言うところのセンスが作り上げられるのだと思います。

 

 
 
 
 
改善事例が多数掲載の技術ハンドブックを制作

 
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7月後半のSNS投稿ダイジェストは、こちらからご覧ください。

 

 
 
 
 

過去のSNS投稿ダイジェストは、こちらからご覧ください。

 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 
 

プリント基板実装、電気機械器具組立のアドガワエレクトロニクス|関西・近畿

 
アドガワエレクトロニクスです。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。

 
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。

 
プリント基板実装に関して38年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供するアドガワエレクトロニクスへぜひお問合せください。

 
 

 
 

 
 
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