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こんにちは。アドガワエレクトロニクス(旧:安曇川電子工業)です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
SDGsは、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称です。アドガワエレクトロニクスは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。この記事では、SDGsの実現に向けた「17の目標」に関連するアドガワエレクトロニクスの取り組みを紹介します。
目次
SDGsは、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称ですが、じゃあSDGsに取り組もうと思っても、なにから始めればよいのか、なにに気をつければよいのかといった情報は多くありません。
中小企業ならなおさらで、手間や時間、コストがかかるからとSDGsに向き合うのを避けがちです。SDGsには「17の目標」がありますが、「これが正解」というような行動がありません。
それぞれが規模や業種、大切にしていることをもとになにをするのか考えるところからが、SDGsなのかもしれません。当社では、企業理念や存在価値(パーパス)をもとにして従業員と経営層がSDGsについて意見を交わしました。
意見交換のなかでの気づきは、従業員と経営層の間の合意形成に、つまり向かう先(ベクトル)をあわせることにつながります。「SDGsってなんだろう?」から、「じゃあうちは、なにをしようか?」へ。意見交換のなかでの気づきや共感は、行動への一歩を踏み出すためのきっかけです。
従業員が気軽に参加しやすい活動から始めようと、空き缶のリサイクル活動を企画して5月27日に実施しました。新しい仕事を始めるときもそうですが、SDGsのように「これが正解」というような決められた活動指針がないものほど、全社的な合意形成を取り付けるのがむずかしく、やらされ感で終わる恐れがあります。
企画したリサイクル活動が、やらされ感で終わるのを避けるためにも、活動前の丁寧なコミュニケーションが欠かせません。たとえば、「なぜ仕事にSDGsが必要なのか」、「当社の、プリント基板への電子部品実装(搭載)事業、電気機械器具組立事業に、SDGsがどう関係するのか」など、活動を発案した環境委員会が、従業員と十分に議論して認識を共有する「水平的な合意形成」に取り組むことが大切です。
水平的な合意形成の過程で、部門の偏りなく同じ目的のために皆が自発性をもって行動できるようにと、活動は「環境委員会」と「職場委員会」のコラボ(協働)企画にするというアイデアも生まれました。
出勤時に空き缶を持参できるように、活動時間は8時〜8時30分までとしました。活動は30分間と短時間であったものの、21名が空き缶の持ち込みに参加し、アルミ缶、スチール缶を合わせて33kgを回収しました。空き缶の回収に協力いただいた皆さん、ありがとうございます。
SDGsは本来、参加する部門の偏りなく、同じ目的のために全社をあげて活動するものです。しかし、その取り組みが特定の部門や従業員に偏ると、タコツボ化に陥ることも。タコツボ化はSDGsの活動に限らず、日々の仕事でもたびたび見られることです。
タコツボ化は、取り組みが特定の部門やグループ内で完結できると思い込み、他の部門やグループとの連携が希薄になることです。こうなると社内の情報共有や連携がなおざりになり、第三者の意見を聞き入れて取り組みを改善しようという意識が希薄になります。
部門やグループ内でのみ活動を続けていると、その活動に参加する従業員自身も自分らの取り組みが、会社やほかの従業員から見られているという緊張感、評価されているという期待感が失われ、部門やグループ内の一体感、物事を前におし進める推進力が低下します。
SDGs活動の実践をはじめ日々の仕事でも、タコツボ化を回避して水平的な合意形成を図るためには、「事前」「実施中」「事後」の過程を社内に「見える化」することが重要です。
SDGs活動の「見える化」で基本となるのは、実践状況を共有することです。
たとえば、
(1)部門単位の朝礼や経営報告会で実践状況を共有する、
(2)定期的、日常的に利用する社内報や掲示板、グループウェア(スケジュール管理ソフトやチャットツールなど)で実践状況を共有する、ことです。
いずれも口頭だけでなく、文字や写真によって報告、共有することで記録の蓄積が進み、全社的な理解が進みます。
SDGs活動の記録は、企業にとっての資産です。当社は毎日、教育研修や品質向上への取り組みなどを、このブログやSNSで発信しています。発信する情報ひとつひとつに、お客さまや従業員、または従業員の家族、求職者、地域の方々といった利害関係者(ステークホルダー)を惹きつけるような強い印象はないかもしれません。ただ、この小さな情報ひとつひとつは、当社の変わろうとするもがきの、変遷の記録であり、紛れもない資産です。
この記録(資産)を、社内外に見せる化することで、先の利害関係者から選ばれる力になります。教育研修や品質向上への取り組みを社内で日々実施していても、見せる化ができていなければ、その取り組みは利害関係者にとっては存在しないことと同じです。だからこそ、文字や写真による記録の見せる化に取り組み、利害関係者から選ばれる力を高める必要があります。
空き缶のリサイクル活動は毎月開催します。次回の開催は、6月24日(火)です。
リサイクル活動で回収された空き缶は、資源回収業者に買い取ってもらいます。買い取り金額はわずかですが、リサイクル活動で得た資金は、職場委員会が開催する「真夏のカレーコンテスト」の準備に充てたり、昼食時に提供する「まかない豚汁」の材料費に充てたりと従業員に還元するしくみです。
SDGs活動には「これが正解」というような決められた活動指針はありません。その活動を継続、発展させるために当社は、なにを大切にするか。その答えも、従業員個々で異なります。もちろん答え合わせをすることも、答えを統一する必要もありません。
ただ、当社がSDGs活動の軸に据えるのは、わくわくできる活動かどうかです。単なる空き缶回収でも、従業員がアイデアを出し合ってイベントとして実行し、その企画の入口から出口までを従業員に見える化、見せる化できれば、その時間は社会的な意義と相まって鼓動が高まるような、わくわくする活動になります。わくわくする活動には、自ずと人が集まります。まるで、「トム・ソーヤーの冒険」(マーク・トウェン/著)の、ペンキ塗りにこぞって参加する子どもたちのように。
SDGs活動や仕事を問わず、やりがいを実感、予感できる活動や組織こそが人を惹きつけます。環境委員会が船頭になって今後も、社内のSDGs活動を盛り上げていきます。もちろん、その取り組みはブログやSNSで記録していきます。
アドガワエレクトロニクスです。プリント基板・部品調達〜基板実装、電気機械器具組立まで、関西・近畿一拠点で一貫生産体制を整えています。製造工程を当社にお任せいただくことで、お客さまの有限資源(ヒト、モノ、カネ、トキ)を、企画や開発、設計などの中核能力に集中していただけます。
基板の製造、量産時の組付けや検査工程の改善 、コーティング(防湿処理)のご相談も、関西、近畿圏はもちろん、全国各地からお受けします。
プリント基板実装に関して38年(1987年〜)の実績があります。高精度・高品質な製品と技術ノウハウを提供するアドガワエレクトロニクスへぜひお問合せください。
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— 安曇川電子工業|あどがわ (@adogawa_e) June 6, 2023
#製造現場 の様子です。撮影日を見ると #1988年。安曇川電子工業の主力事業のひとつ、プリント #基板実装 が始まったのが、前年の1987年です。 pic.twitter.com/HTkIZPdL36
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