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夏場に多いエアコンの火災リスク。故障や出火原因とともに、清掃、点検を通じた予兆管理を紹介2025.06.23

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こんにちは。アドガワエレクトロニクス(旧:安曇川電子工業)です。ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

 
エアコンの火災リスクは、乾燥する冬場に限らず猛暑の夏にも潜んでいます。この記事では製造現場に限らず、家庭にも当てはまるエアコンの故障や出火原因とともに、清掃、点検を通じた故障の予兆管理を紹介します。

 

 
現場や事務所では連日の蒸し暑さで午前中から、「クーラー」をつけています。空気の温度を下げる冷房(空調)製品の呼び名はこのごろ、「エアコン」のほうが「クーラー」よりも一般的です。

 
 

「クーラーをつける」か「エアコンをつける」か、には世代差と地域差がある

 
クーラーは冷房専用製品を、エアコンは冷暖房両用製品を指すことばです。「クーラー」よりも「エアコン」が一般的になった、言葉の変化の背景には、エアコンの普及が挙げられます。冷房専用製品のクーラーよりも、冷暖房両用製品のエアコンが普及したこと、さらに冬でもストーブを使わないでエアコンの暖房機能を使う家庭や会社が多くなったためです。

 

 
一方で「クーラー」が通じない言葉になったわけではなく、冷房をつけることを「クーラーをつける」というか、「エアコンをつける」というかを巡っては、世代差と地域差があります。冷房専用製品としてクーラーがあたり前だった世代では「クーラー」派が多数で、またその世代と同居していると、「クーラーをつける」という表現にも違和感をもたないようです。

 
 

エアコンの火災リスクは、乾燥する冬場に限らず猛暑の夏にも潜む

 
また、地域差もあります。比較的温暖な関西よりも西の地域には「クーラー」派が多いのに対して、関西よりも東の、寒さの厳しい地域では気軽に使えるエアコンの暖房機能もあって「エアコン」派が主流になっているようです。(NHK 放送文化研究所)

 

 
関西(滋賀県)にある当社は、冬場にエアコンの暖房機能を使っています。それは、石油や電気ストーブが原因の、製造現場の火災リスクを避けるためでもあります。一方でエアコンに火災の危険性がないわけではありません。エアコンにも不適切な電源接続や設置状態が原因の火災リスクがあります。これらが原因のエアコンの火災リスクは、空気が乾燥する冬場に限らず、猛暑が予想される夏にも潜んでいます。

 

 

 
 

エアコンからの出火事故は7月、8月に多く、原因は電源接続や設置状態

 
本格的な暑さを前に、NITE(ナイト、独立行政法人 製品評価技術基盤機構) が注意を呼びかけています。エアコンからの出火事故は、気温が高くなる7月、8月に多く報告されています。出火原因の多くは、先にも挙げた電源接続や設置状態で、過去の事例では、延長コードの接続部分が異常発熱したと見られるケースもあります。

 

 
また、コンセントに電源プラグを長時間差し込んだままにしておくと、コンセントと電源プラグの間にチリやホコリがたまってしまいます。そこに湿気が加わり発火するトラッキング現象の危険性も。さらに、フィルターの汚れはエアコンに過度な負荷がかかります。出火に至らずとも、フィルターの目詰まりを放置しておくと、過度な負荷がかかって電気代が増えたり、カビが発生したりします。またエアコンの故障につながるおそれもあります。

 
 

整理整頓をはじめとする5S活動の目的は、職場を清潔に保つこと自体ではない

 
コンセントと電源プラグの間にたまったチリやホコリを清掃することで出火の原因のひとつを取り除くことができます。日々の整理整頓をはじめとする5S活動の目的は、職場を清潔に保つこと自体ではありません。たとえば、製造現場や事務所の通路に置かれた資材や治具を整理することで通行の安全性を高めたり、ものやデータを探す、迷うムダをなくすことで業務効率や生産性を高めたり。これは設備にもいえることで、設備の清掃、点検を通じた故障の予兆管理にもなります。

 

 
 
 
 

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